●発 刊 2002年12月
●体 裁 B5判 214頁
●定価価格 70、350円(税込み)
① 現役モニター・開発担当者の経験に学ぶ!
・きめ細かな直接閲覧が治験の質を左右する!
~実施前の根回し/実施のタイミング・頻度/効率化のポイント~
・モニタリング報告書作成時の僅かな工夫が適合性調査での疑義を救うカギとなる!
・有害事象発生時の優先事項は迅速な情報収集・正しい評価・一環した対応方針
② 治験実施機関からの生の声に学ぶ!
・責任医師/担当医師/薬剤師/CRCがそれぞれの視点から見たトラブル回避法とQC/QAへの取組み
③ 過去の実例に学ぶ!~逸脱・ニアミス事例をケース別に徹底分析~
治験依頼者側の視点
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<紹介事例>
Case1.治験実施計画書の誤記
Case2.併用禁止薬の使用
Case3.来院日の変更
Case4.モニターの変更
Case5.治験依頼先の選定の不備
Case6.モニタリングの不備 など
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<解説フロー>
1.逸脱の経緯、発覚時の対応
↓
2.発生要因とその分析
↓
3.防止対策
治験実施機関側の視点
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<紹介事例>
Case1.実施計画書とCRFの不一致
Case2.治験薬の誤投与/投与期間超過
Case3.治験用外注検査の未実施
Case4.他院での併用禁止薬の使用
Case5.患者アンケートの実施漏れ
Case6.CRF修正手順の誤り など
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<解説フロー>
1.発生状況・ 発覚時の対応
↓
3.発生要因
↓
4.防止対策
執筆者紹介
アストラゼネカ(株)
山之内製薬(株)
塩野義製薬(株)
シェリング・プラウ(株)
中外製薬(株)
藤沢薬品工業(株)
キリンビール(株)
明治製菓(株)
コンパックコンピュータ(株)
名古屋大学 医学部付属病院
岡山大学 医学部付属病院
神戸大学 医学部付属病院
神戸大学 医学部付属病院
国立大阪病院
山口大学 医学部付属病院
目 次
第1章 治験実施前の確認・準備事項と協力者との連携
第1節 治験依頼者の視点から
<主旨>
臨床試験に携わっているモニターに対し、高い信頼性を確保した上で、より迅速、円滑にモニタリング業務を進めるために、治験実施前にやるべき事、やっておくとよりよい事について、実際の臨床試験の現場における私の経験を踏まえて記述します。
1.治験実施施設および責任医師の選定
1.1 候補となる治験実施施設および責任医師の抽出
1.2 治験実施施設および治験責任医師への打診
1.2.1 医療期間の評価
・治験関連スタッフが確保されているか? ・治験契約内容の確認
・治験薬および関連支給品の管理の適切性 ・治験関連の支払い
・記録の適切な保存場所 ・原資料の閲覧方法 ・緊急時の対応 など
1.2.2 治験責任医師および治験分担医師の評価
1.2.3 小規模医療期間の選定時に注意する事項
2.治験責任医師との合意,治験申込
2.1 治験実施計画書および症例報告書について合意
2.2 治験責任医師の責任分野の協議
3.治験申込から治験実施前までの留意点
3.1 治験申込後から治験薬搬入までに実施しなければならない事項
3.2 CRCとの打ち合わせ
第2節 治験実施機関の視点から
<主旨>
過去の治験実施中に遭遇した様々な問題,治験依頼者に確認した内容
から治験実施前の段階において準備,確認しておきたい事項及び留意点について
紹介する。
・被験者募集 ・被験者スクリーニング ・同意取得
・治験薬投与期間中 ・モニタリング ・CRF作成
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第2章 臨床試験におけるモニターの業務・役割連携
治験中のモニタリング業務のポイント
1.治験実施医師の業務
2.治験実施医師用の臨床試験ファイルの整備
3.医師とのコミュニケーション,院内活動における留意点
3.1 コミュニケーションスキル
3.2 医師とのコミュニケーション
3.3 院内活動における留意点
4.モニタリング報告書の作成と問題点の記載方法
4.1 モニタリング報告書の内容
4.2 モニタリング報告書の形式
4.3 モニタリング時にチェックすべきポイント
4.4 モニタリング報告書に記載すべき問題点
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第3章 治験有害事象の取り扱いと因果関係の判定・報告
第1節 有害事象の評価~合理的な因果関係の判定のために~
1.副作用の分類と発生機序
1.1 有害事象と副作用
1.2 副作用の発生機序による分類とその特徴
2.因果関係の判定
2.1 因果関係判定に要する必須項目
2.2 因果関係の関連性の表現
2.3 因果関係判定のための要因
2.4 薬剤疫学的検討
3.重要副作用項目の検討
3.1 薬剤性肝障害
3.2 薬物によるQT時間の延長 3.3 横紋筋融解症
第2節 重篤な有害事象発生時の対応と報告
1.有害事象発生時の情報収集
1.1 治験責任医師による報告書作成
1.2 情報収集の留意点
2.医学的評価
2.1 主な評価事項
2.2 因果関係の判定
2.3「重篤」か否かの判定
2.4 予測性の判断
3.対応
3.1 決定すべき対応方針
3.2 当該有害事象発生症例への対応
3.3 治験全体の中止または中断
3.4 プロトコールの変更、同意説明文書の改訂、治験薬概要書の改訂
3.5 規制当局、医療機関等への情報提供
3.6 健康被害補償
4.安全性情報の報告
4.1 規制当局(審査センター)への報告
4.2 医療機関などへの報告
4.3 対照薬提供会社への報告
4.4 導入先会社、共同開発相手会社への報告
5.社内評価体制
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第4章 直接閲覧の実施における留意点と問題発見時の諸対応
モニターによる直接閲覧の実施手順
<主旨>
モニターによる直接閲覧の実施手順について、プロトコール逸脱を早期に見出し是正措置を講じるため、実務者が必要とする具体的手順、よりよい直接閲覧のためのヒント・心構えなどにつき解説します。
1.プロトコール立案時の準備
・直接閲覧計画書(SDVプラン)の作成
・直接閲覧の対象 ・症例報告書作成の手引き
2.依頼前~依頼時の根回し
・医療機関毎の対応者の確認
・原資料の特定 ・直接閲覧実施方法の確認(依頼方法頻度)
3.治験開始~治験中の直接閲覧
・医療機関毎のイベントカレンダーを作る
・登録直後の直接閲覧における最重要ポイント
・治験中の定期的な直接閲覧 ・重篤な有害事象発生時の直接閲覧
4.治験終了時の直接閲覧
・記録の保管を再確認
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第5章 プロトコール逸脱・ニアミス事例発生要因/対応の実際/効果的な防止対策
第1節 治験依頼者側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例①
(国内大手製薬メーカー)
1.治験実施計画書の誤記によるニアミスの発生
1.1 ニアミス発生の経緯、発覚時の対応
1.2 発生要因とその分析
2.併用禁止薬使用による逸脱(ニアミス)
2.1 ニアミス発生の経緯、発覚時の対応
2.2 発生要因とその分析
3.来院日の変更による逸脱
3.1 逸脱の経緯、発覚時の対応
3.2 発生要因とその分析
4.モニターの変更による逸脱
4.1 逸脱の経緯、発覚時の対応
4.2 発生要因とその分析
第2節 治験依頼者側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例②
(国内大手製薬メーカー)
<主旨>
治験依頼者は,治験が試験実施計画書から逸脱せず実施されることを 理想とするが,逸脱を起こしてしまうのが現実の姿であろう。頻繁に起こる逸脱は何か,なぜその逸脱が起こるのか,更に逸脱と不遵守の用語の使い分けを通して逸脱に対する考え方を明確にしたい。
1.なぜ逸脱は起こるのか
2.逸脱の種類と発生要因(できれば統計的なものがあればよい。
医師のうっかりミス,患者のミス,プロトコールの不備等依頼者のミス)
3.逸脱を防ぐには
4.逸脱報告書様式に見る各病院での逸脱に対する考え方の違い
5.治験実施計画書不遵守と逸脱の用語の使い分け
第3節 治験依頼者側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例③
(国内大手製薬メーカー)
1.治験実施計画書の完成度に係る逸脱
1.1 背景情報,開発の経緯
1.2 目的
1.3 被験者の選択基準,除外基準
1.4 治験の手順
1.5 観察・検査項目
1.6 設定の根拠
2.治験依頼先の選定の不備に係る逸脱
2.1 要件の具体化と要件調査
2.2 治験実施計画書などの説明と遵守に関する合意
3.モニタリングの不備に係る逸脱
第4節 治験実施機関側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例①
(名古屋大学医学部付属病院)
1.エントリー基準に関する逸脱事例
<事例1>除外基準(併用禁止薬の使用)に抵触した患者のエントリー
<事例2>除外基準に抵触した患者のエントリー
2.治験薬の投与に関する逸脱例
<事例3>治験薬の誤投与 <事例4>治験薬の投与期間の超過
3.併用薬に関する逸脱例
<事例5>エントリー後の併用禁止薬(ステロイド)の使用
<事例6>他院での併用禁止薬(ステロイド)の投与
4.評価の実施に関する逸脱例
<事例7>評価項目(患者アンケート)の実施漏れ
5.検査の実施に関する逸脱例
6.プロトコールの不備によるニアミス
6.1エントリー基準の記載内容が統一されていないケース
6.2エントリー基準の記載内容の表現が不明確なケース
6.3 併用禁止薬の記載が不明確なケース
7.モニターの交代による不備
第5節 治験実施機関側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例②
(岡山大学医学部付属病院)
1. 治験の流れとCRC業務
1.1 治験申請から治験実施まで
1.2 治験の開始 ~ 実施
1.3 症例報告書の作成、直接閲覧への対応
2. 事例
事例1(逸脱:治験薬剤の使用方法) 事例2(逸脱:選択基準、除外基準)
事例3(逸脱:併用禁止薬の使用)
事例4(ニアミス:治験用外注検査の未実施)
事例5(ニアミス:実施計画書と症例報告書の不一致)
事例6(ニアミス:選択基準の記載箇所)
3. 実施計画書からの逸脱の要因
3.1 全般的
3.2 薬剤納入、スタートアップミーティング実施
3.3 スクリーニング、同意取得
3.4 治験開始
3.5 症例報告書作成
第6節 治験実施機関側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例③
(神戸大学医学部付属病院)
1.プロトコールからの逸脱、ニアミスとその発生要因の分析
1.1 逸脱、ニアミスの現状
1.2 逸脱、ニアミスの発生要因
2.プロトコール逸脱の経緯と対応の実際
2.1 除外基準に関する逸脱例
2.2 選択基準に関する逸脱例
2.3 前治療に関する逸脱例
2.4 服薬遵守に関する逸脱例
2.5 併用制限薬に関する逸脱例
3.ニアミスの経緯と対応の実際
3.1 症例登録に関するニアミス
3.2 観察項目(画像撮影条件)に関するニアミス
3.3 治験薬処方に関するニアミス
4.逸脱、ニアミス回避のための方法
第7節 治験実施機関側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例④
(国立大阪病院)
1.エントリー基準の不遵守とモニタリング体制の不備
2.症例登録時の治験薬組番の取り違え
3.併用禁止薬の投与
4.市販OTC薬が併用禁止薬に該当
5.他院での併用禁止薬の投与
6.治験薬投与回数の誤認
7.重要な有害事象発見時の報告の遅延
8.治験終了後の治験薬投薬
9.症例報告書修正手順の誤り
10.外部委託臨床検査値の測定不能によるデータ欠陥
第8節 治験実施機関側から見たプロトコール逸脱,ニアミスの例⑤
(山口大学医学部付属病院)
<主旨>
山口大学医学部付属病院ではプロトコール逸脱防止のために様々な対策を行っている。しかし,それでもなお生じるプロトコール逸脱例に対し問題点を解析し,その改善策を述べる。
1.過去に指摘を受けたプロトコール逸脱
2.山口大学病院でのプロトコール逸脱対策とその効果
3.増加したプロトコール逸脱例に対する問題点の解析とその対策
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第6章 スムーズなモニタリング・データ管理に繋がる各部門の取組み
第1節 モニター教育におけるポイントと留意点
<主旨>
モニター教育を主催する側として導入教育と継続教育のカリキュラム 作成時、講師の選定時および教育を実施する際のポイントと留意点を具体 的に記述
1.教育カリキュラムの作成
1.1導入教育のカリキュラム作成
1.2継続教育のカリキュラム作成
2.教育講師
2.1講師の選定
2.2講師への注意事項
3.教育を実施する際の留意点
第2節 GCP支援システムの活用における工夫
1.臨床試験業務におけるコンピュータシステムの位置付け
1.1 一般的なコンピュータシステム
1.2 臨床試験業務とコンピュータシステムの関係
2.臨床試験システムに関する期待
2.1 システムベンダーから見た特徴
2.2 ユーザのシステムに対する期待
2.3 業務自体の変化
3.システムの導入と運用における課題
3.1 導入時
3.2 運用開始後
3.3 システムベンダーとしての課題
4.システムで期待されるQCのための機能
4.1 システムで管理されている項目
4.2 システムにおけるアウトプット
5.今後の臨床試験管理システム
ご入金いただき次第、該当書籍を送付させていただきます。