発刊 2008年9月30日
体 裁 B5判 355頁(上製本)
定価 70,350円(税込)
【執筆者 敬称略】
ゼファー(株) 高柳 弘
バイエル・マテリアル・サイエンス(株) 桐原 修
旭化成ケミカルズ(株) 朝比奈 芳幸
昭和電工(株) 室伏 克己
(株)ブリヂストン 加藤 信子
北海道林産試験場 宮崎 淳子
(株)島津テクノリサーチ 大井 悦雅
東京電機大学 宮入 裕夫
静岡大学 滝 欽ニ
旭有機材工業(株) 稲富 茂樹
愛知県産業技術研究所 福田 徳生
名古屋市工業研究所 飯田 浩史
大日本インキ化学工業(株) 渡辺 正樹
東京都立産業技術研究センター 瓦田 研介
大阪市立大学 松本 章一
【目 次】
第1章:イソシアネートの概要・市場
第2章:イソシアネートの種類と反応機構
第3章:ウレタン原料としてのイソシアネートの特徴と高機能化
第4章:イソシアネートに関する分析
第5章:イソシアネートの各種応用・用途
第6章:イソシアネートに関する事故事例・安全性・環境問題
第7章:イソシアネートの特許調査と出願傾向
第1章 イソシアネートの概要・市場
はじめに
1.ウレタン原料としてのイソシアネート
1-1 TDl(トリレンジイソシアネート)
1-1-1 TDIの合成法
1-1-2 反応性の特徴
1-1-3 用途
1-2 MDl (ジフェニルメタンジイソシアネート)
1-2-1 MDlの合成法
1-2-2 反応性の特徴
1-2-3 用途
1-3 その他イソシアネート類
1-3-1 HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)
1-3-2 無黄変,難黄変イソシアネート
1-3-3 NDl (ナフタレンジイソシアネート)
1-4 変性体・プレポリマー
1-4-1 固体イソシアネートの液状化
1-4-2 分子量増大による蒸気圧の低減
1-4-3 プレポリマー化
1-4-4 その他
1-5 イソシアネートの市場
第2章:イソシアネートの種類と反応機構
2-1 種類と特性
2-1-1 TDl(トリレンジイソシアネート)
2-1-2 MDl (ジフェニルメタンジイソシアネート)
2-1-3 その他イソシアネート類
1) HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)
2) 無黄変,難黄変イソシアネート
3) NDl (ナフタレンジイソシアネート)
4) 変性体・プレポリマー
2-2 主要な反応と反応機構
1) アルコールとの反応
2) 水との反応
3) アミンとの反応
4) カルボン酸との反応
5) ウレタン,ウレアとの反応
6) バルク(無溶媒)反応時の反応性
7) 活性水素化合物のまとめ
8) イソシアネートのカルボジイミド化
9) イソシアネートの2量化,3量化
2-3 各イソシアネートの反応解説
(NCO重合インデックス化合物データ全131種類を収録)
○化合物情報やその種別,表記
○特徴と反応性
○主な用途
○主な取扱会社
○備考(CAS番号,化審法情報,規制, 安全性,毒性に関する情報など)
第3章:ウレタン原料としてのイソシアネートの特徴と高機能化
3-1 各種ブロック剤とその硬化性と硬化機構
3-2 (低温硬化等) 機能性のイソシアネート製造・硬化機構・応用
3-3 光硬化性を有するイソシアネートモノマー類の構造と機能
第4章:イソシアネートに関する分析
4-1 イソシアネート原料の一般的な分析,反応解析について
4-2 イソシアネート系接着剤の接着試験法
4-3 LCによるイソシアネートに関する毒性・環境分析
4-4 プラスチック-ポリウレタン原料のポリオール試験方法
4-5 ポリウレタン原料芳香族イソシアネート試験方法
4-6 プラスチック-ポリウレタン原料芳香族イソシアネートにおける加水分解性塩素の求め方
4-7 プラスチック-ポリウレタン原料芳香族イソシアネート試験方法-加水分解性塩素の求め方
4-8 水性高分子‐イソシアネート系接着剤と それを用いた合板からのMDI放散挙動
第5章:イソシアネートの各種応用・用途
5-1 フェノール樹脂の硬化剤としての利用
5-2 イソシアネート化合物添加によるポリ乳酸の耐衝撃性向上
5-3 PLAとPBSの相溶化剤としてのポリイソシアネートの活用
5-4 親水性基をポリイソシアネートに導入した水分散硬化剤への応用
5-5 イソシアネート架橋システムによる水性塗料への適用
5-6 エマルジョン型イソシアネートを用いた環境調和型接着剤の開発
5-7 イソシアネート添加したユリア樹脂の硬化機構と接着耐久性
5-8 イソシアネートを用いたポリペルオキシドの機能設計
第6章:イソシアネートに関する事故事例・安全性・環境問題
6-1 TDI,MDIの災害事例
6-1-1 MDIの事例
6-1-2 TDIの事例
6-2 イシシアネートの安全性確保とその対策・MSDSの活用
6-2-1 イシシアネートの安全性確保
6-2-2 イシシアネートの環境へ及ぼす影響
6-2-3 安全性・環境問題に対する製造メーカーの取り組み
6-2-4 MSDSの活用
6-3 イシシアネートに関する今後の課題
第7章:イソシアネートの特許調査と出願傾向
7-1 調査・解析の準備と「手法」の決定
7-2 調査
7-2-1 目標の設定
7-2-2 背景技術の確認
7-2-3 イソシアネートの硬化メカニズム(ポリウレタンの製造)
7-2-4 硬化の促進
7-2-5 ポリウレタンへの低温硬化
7-2-6 ポリウレタンの水系化
7-3 「検索手段」の決定
7-4 イソシアネートのキーワード
7-5 予備調査とその結果
7-5-1 公開全特許と「イソシア」特許の年次件数
7-5-2 イソシア特許と「環境」特許の年次件数変化
7-5-3 イソシア特許と「+低温+硬化」特許の年次件数変化
7-6 水系ポリウレタン製法特許調査・解析例
※ 「特開2006-070220 撥水性ポリウレタン樹脂発泡体 」
公報テキスト検索45件の特許番号と発明の名称を記載
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【発刊にあたって(第1章より抜粋)】
19世紀半ばに,Wurtz,Hofmannらによって合成され た「イソシアネート」が,21世紀を迎える現在までポ リウレタンの主原料として隆盛を誇る原因を考えると, イソシアネートそのものの多彩な反応性もさることな がら,「ポリオール」,「フロン11」の開発により, 「ポリウレタンフォーム」という大量需要を創出した点がすこぶる大きい。
さらに,フロン化合物の使用が撤廃されても, ウレタン技術者・ウレタン業界の努力によって何とか代替フォーミュレーション技術を編み出し,勢いを保っている。
本書は、「イソシアネート・ポリオール」入門編から化合物DB、ポリウレタ ン等の応用トピックス、NCOの特性評価など、各執筆者の専門分野を活かした 技術資料集であり、当該技術者における知識の 再構築・再認識に役立てば幸いと考えている。
ご入金いただき次第、該当書籍を送付させていただきます。