発 刊 2008年1月31日
体 裁 B5判 344頁 上製本
定価 84.000円(税込)
【執筆者 敬称略】
東京農工大学 神谷 秀博
ホソカワミクン(株) 横山 豊和
触媒化成工業(株) 西田 広泰
東北大学 名嘉 節
戸田工業(株) 林 一之
三菱マテリアル(株) 林 年治
上智大学 小駒 益弘
山梨大学 木俣 光正
石原産業(株) 友成 雅則
東北大学 加納 純也
大日本インキ化学工業(株) 野口 典久
(株)日清製粉グループ本社 中村 圭太郎
ナノフロンティア(株) 津田 薫
東京大学 米澤 徹
ライオン(株) 角井 寿雄
ビックケミー・ジャパン(株) 若原 章博
松下電工(株) 余田 浩好
ダイセル化学工業(株) 舩木 克典
(株)カネカ 松本 一昭
荒川化学工業(株) 合田 秀樹
広島大学 フェリー イスカンダル
(株)東芝 松井 功
シャープ(株) 洗 暢俊
ソニー(株) 水野 幹久
(独)産業技術総合研究所 南 信次
大阪府立大学 椎木 弘
(株)アルバックコーポレートセンター 大沢 正人
TDK(株) 丸山 哲
日立マクセル(株) 大門 英夫
山口東京理科大学 戸嶋 直樹
積水化成品工業(株) 日下 明芳
松下電器産業(株) 山下 一郎
【目 次】
第1章 ナノ粒子における凝集・分散
1.ナノ粒子の特徴、サブミクロンと何か違う
2.ナノ粒子の凝集・分散挙動制御の困難さ
2.1.ナノ粒子の運動特性
2.2.DLVO理論から導かれるナノ粒子分散の困難さ
2.3.ナノ粒子表面間距離
2.4.ナノ粒子の表面構造と相互作用
第2章 ナノ粒子の粒径をそろえる、表面処理するには?
■第1節 ナノ粒子の製造と表面処理技術
1. ナノ粒子の製造
1.1.気相法
1.2.液相法
1.3固相法
2.複合化技術
2.1.機械的粒子複合化装置
2.2.機械的粒子複合化装置の機能
(1)粒子の複合化
(2)精密混合
(3)粒子形状制御
2.3.機械的粒子複合化へのプラズマ照射の応用
■第2節 シリカナノ粒子における表面処理技術
1.コロイダルシリカの特性と従来応用分野
・大きさに起因する特性と機能
・形状に起因する特性と機能
2.新規分野で必要とされるコロイダルシリカの役割
3.必要とされる役割と表面処理の重要性と制御因子
3.1.表面処理の重要性と制御因子
3.2.表面修飾ナノ粒子機能
■第3節 超臨界合成法によるサイズおよび粒形制御
1.超臨界水熱法によるハイブリッドナノ粒子合成
2.超臨界水熱場を用いたナノ結晶合成とin-situ表面修飾
2.1. 酸化物および金属ナノ結晶の合成
2-1-1. 回分式超臨界水熱合成法
2-1-2. 流通式超臨界水熱合成法
2-2. in-situ表面修飾
2-3. サイズおよび表出面の制御とそのメカニズム
■第4節 磁性ナノ粒子における特性と表面処理技術
1.磁性粒子のナノサイズ化と磁気特性
2.鉄を主成分とする金属ナノ磁性粒子へのカーボン被覆処理の効果
2.1.酸化安定性の改善
2.2.分散性の改善
■第5節 金属ナノ粒子の表面処理と高分散化技術
1.ナノ粒子研究の動静
1.1.低温焼結における課題事項~保護構造と低温焼結の関係~
1.2.開発した室温焼結型Auナノ粒子の特徴について
2.室温焼結型Auナノ粒子の保護構造解析・焼結メカニズム解析の取り組み
2.1.Auナノ粒子の調製
2.2.Auナノ粒子の焼結挙動解析のための成膜実験
2.3,キャラクタリゼーション
3.室温焼結型Auナノ粒子の保護構造とその塗膜特性解析結果
3.1.Auナノ粒子の観察
3.2.Auナノ粒子の焼結挙動と焼成塗膜の電気特性
3.3.Auナノ粒子の保護構造解析
4.室温焼結メカニズム
5.Agナノ粒子への応用
■第6節 大気圧プラズマを用いた粒子のシリカコーティング技術
1.緒言
2.実験
2.1.直接PCVD法
3.結論
■第8節 酸化物ナノコーティングによるナノ粒子の高分散化の実現
1.無機物コーティング法の分類と特徴
2.金属アルコキシドの加水分解を利用したシード粒子成長法
3.シード粒子成長法を利用した酸化物コーティング
4.酸化物コーティングによる高分散化
■第9節 銀・銅ナノ粒子の合成と分散凝集の制御
1.金属ナノ粒子の種々の合成法
2.Ag水系コロイド(MGシリーズ)の合成方法と基本特性
3.Ag水系コロイド(MGシリーズ)の電子材料および加飾材料への応用
4.液相法によるCu超微粒子(MDシリーズ)の合成方法と基本特性
5.Cu超微粒子(MDシリーズ)の電子材料および加飾材料への応用
第3章 装置を使ってナノ粒子を分散させるには?
■第1節 媒体撹拌ミル粉砕における粒子径の予測
1.媒体撹拌ミルのシミュレーション
1.1離散要素法シミュレーションモデル
1.2.湿式シミュレーション
2. 媒体撹拌ミル内媒体運動の観察と粉砕実験
3.結果ならびに考察
3.1.媒体撹拌ミルシミュレーションの妥当性
3.2.粉砕速度とビーズの動きの関係
3.3.粒子径ならびに粒子径分布の予測
■第2節 分散機におけるナノ粒子の湿式分散技術
1.インキにおける顔料分散
2.インキの製法
2.1.インキの一般的製法
2.2.練肉時の配合
3.分散機
3.1.ビーズミル
①「ビーズの衝突回数」
②「ビーズの質量、速度に関連した衝突の衝撃力」
③「撹拌軸、ビーズによってミルベース中に生じるずり応力」、
これらが多く、強いほど分散力の高いビーズミルとなる。
3.1.1.ビーズミル性能向上のポイント
3.1.2.循環練肉方式による分散
3.1.3.小径(0.1~0.03mmφ)ビーズを使用したミル
3.1,4.バスケットミル
3.2.ロールミル
3.2.1.新型ロールミル
3.3.高圧による衝撃を活用した分散機
3.4.回転素子によるズリ応力の活用
3.5.超音波を用いた分散機
4.その他の分散技術
■第3節 分散機による機械的分散性コントロール
1. 分散の考え方
2. ぬれ
3. 分散安定化
4. 機械的分散処理
■第4節 カーボンナノチューブの切断と分散
1.カーボンナノチューブの現状
2.CNTの用途展開
3.ナノフロンティアテクノロジー(NFT)のCNT応用技術
3.1.分散・切断技術
3.2.分散の方法
3.3.CNT複合技術
3.3.1.樹脂複合技術
(1)混合方法・表面改質
(2)樹脂中への配向
(3)樹脂中へのパターニング
3.3.2.金属複合技術
4.CNT実用化に向けて
第4章 ナノ粒子を溶媒中に分散させるには
■第1節 ナノ粒子分散溶媒の調整と粒子の回収・再分散のテクニック
1.はじめに
2.ナノ粒子の分散に良好な溶媒:
3.合成・分散同時操作:
4.分散液からの回収、再分散:
■第2節 ナノ粒子分散剤の特性と目的に応じた選択
1.アルミナ粒子とサスペンション粘度の関係
2.分散剤の分子サイズのナノ粒子径との関係
3.ナノ粒子間の相互作用による分散機構の解析
■第3節 各種分散剤の特性と目的に応じた選択
1顔料分散安定化機構
2湿潤分散剤の基本構造
2.1.顔料吸着基
2.2.顔料吸着基の及ぼす影響の例;金属酸化物系顔料の分散安定化
2.3.相溶性鎖
3.代表的な湿潤分散剤
3.1.くし型ポリウレタンポリエステル構造の湿潤分散剤
3.2.直鎖構造の湿潤分散剤
3.3.コントロール重合による湿潤分散剤
3.4.カーボンブラック・カーボンナノチューブの分散安定化
第5章:ナノ粒子を樹脂中に分散させるには?
■第1節 エポキシ樹脂の難燃性に及ぼすナノ水酸化マグネシウム粒子の影響
1.緒言
2.実験
2.1.実験試料および作製方法
2.2.評価方法
3.結果及び考察
3.1.水酸化マグネシウム粒子複合エポキシ複合材料の難燃性評価
3.2.水酸化マグネシウムの脱水吸熱による難燃効果
3.3.炭化物生成による難燃効果
3.4.燃焼サンプル表面層の観察
■第2節 金属ナノ粒子における複合化技術
1.ブロックコポリマーと金属ナノ粒子の複合化
2. 金属ナノ粒子の凝集防止とポリマー中への分散
2.1.非水溶性ポリマーで保護された金属ナノ粒子の合成
2.2.ブロックコポリマーの形成するミクロ相分離構造
2.3.ブロックコポリマーの相分離構造中への金属ナノ粒子の分散
2.4.ブロックコポリマーで保護されたPdナノ粒子
2.5.ポリマー相分離構造中への金属ナノ粒子配置位置制御
■第3節 熱可塑性樹脂とナノ粒子との複合化
1.ナノ粒子のハイブリッド化
1.1.噴霧乾燥法によるハイブリッド化1)
1.2.ナノ粒子のポリマーによる表面修飾 2,3)
2.ポリマー/ナノ粒子ハイブリッド材料の作製
2.1 ポリマー中でのin-Situナノ粒子合成
2.1.1ポリマー中での蛍光体ナノ粒子合成 12,13)
2.1.2ポリマー中での貴金属ナノ粒子合成 14-16)
2.2 ナノ粒子のポリマー中への直接機械的分散 17)
2.3 押出機を用いた溶融樹脂中でのナノ粒子合成 18,19)
3.ハイブッリド材料の応用
3.1.電気特性・磁気特性
3.2.熱特性・機械特性
3.3.光学特性
■第4節 ナノ粒子の表面処理と樹脂中への分散・ハイブリッド化技術
1.ゾル-ゲルハイブリッド
2.分子ハイブリッドの分子設計
3.異なった性質を持つ2種類のシリカ
4.融けないプラスチック~エポキシ樹脂系ハイブリッド
5.強靭な樹脂~フェノール樹脂系ハイブリッド
6.柔らかいシリカハイブリッド~ウレタン系ハイブリッド
7.無電解めっき可能なイミド(イミド系ハイブリッド)
8.シルセスキオキサン型ハイブリッド
第6章:ナノ粒子を並べる、ナノ粒子で薄膜を作るには?
第1節 ナノ粒子における自己組織化と配列技術
1.はじめに
2.次元のナノ粒子配列
3.マイクロニードルによるパターン化した基板上でナノ粒子の配列方法14
4.走査プローブ顕微鏡によるパターン化した基板上でのナノ粒子の配列方法
5.次元のナノ粒子配列
6.自己組織化単層膜(SAM)
7.気相からのナノ粒子静電配列技術
8.スピンコーティング法によるナノ粒子の単層膜の作製19
9.コロイダルテンプレート利用する配列方法20
10.次元のナノ粒子配列
11.ディープコーティング法を利用したポーラス薄膜の作成21,22
第2節 気相/液相における目的に応じた配列技術
1.液相法を用いたナノ粒子の配列技術
1.1.液相法による粒子配列の実験結果
1.2.液相法による粒子配列の解析
1.3.液相法による粒子配列の応用の検討例
2.気相法を用いたナノ粒子の配列技術
2.1.気相法による粒子配列の実験結果
2.2.気相法による粒子配列の解析
■第3節 ナノ粒子における配列・薄膜化
1.熱拡散の小さい材料のナノ粒子
1.1.ナノ粒子形成条件とナノ粒子状態の関係
1.2.熱拡散係数の小さい材料のナノ粒子を単層形成するには(表面付近)
2.熱拡散が中程度の材料のナノ粒子
2.1.熱処理によるゲルマニウム原子分布の変化
2.2.熱拡散する材料のナノ粒子を単層形成するには(中央付近)
3.熱拡散の大きい材料のナノ粒子
3.1.シリコン熱酸化膜中の銀原子の分布
3.2.熱拡散の大きい材料のナノ粒子を単層形成するには(シリコン熱酸化膜底部)
■第4節 ナノ粒子における薄膜化技術
1.リンカー分子を利用したFePtナノ粒子単層膜の作製
2.テンプレート補助型自己組織化によるFePtナノ粒子アレイの作製
■第5節 カーボンナノチューブの薄膜化技術とその応用
1.ラングミュア・ブロジェット(LB)法によるSWCNT薄膜の作製と配向制御
2.高分子を分散剤とするSWCNTの分散と薄膜形成
2.1.SWCNTの分散及び薄膜形成手順4)
2.2.吸収スペクトルによるチューブの分散状態の評価
2.3.延伸処理によるSWCNTの配向4)
2.4.セルロース誘導体を用いたSWCNTの分散と薄膜形成
3.長波長分光測定が可能なSWCNT薄膜7)
4.SWCNT/共役高分子分散薄膜による光電機能素子
4.1.近赤外電界発光素子
4.2.近赤外光電変換素子
第7章: 応用事例
■第1節 実装分野におけるナノ粒子の応用
第1節①ナノめっき法による薄膜形成技術
1.ナノ粒子による薄膜形成
1.1.ナノめっき工程
1.2.ナノめっき膜の電気的性質
1.3.ナノめっき層の電気化学的性質
2.導電性ビーズへの応用
3. 金ナノ粒子/天然高分子複合体形成とその応用
3.1.シランカップリング法を利用したガラス上への二次元金ナノ粒子膜の形成
3.2.化学的相互作用を利用した金ナノ粒子の一次元配列
第1節②金属ナノ粒子分散液の開発と導電膜形成材料への応用
1.はじめに
2.導電膜形成に用いる金属ナノ粒子
3.金属ナノ粒子の作製法
3.1.ガス中蒸発法と独立分散ナノ粒子
3.2.化学反応を利用したナノ粒子の作製
4.金属ナノ粒子分散液を用いた微細配線の形成
4.1.スクリーン印刷による微細配線の形成
4.2.インクジェット印刷法による微細配線の形成
5.金属ナノ粒子分散液を用いて形成した導電膜の密着性
6.ガス中蒸発法により新たに開発された独立分散金属ナノ粒子分散液
6.1.低温焼成型の独立分散銀ナノ粒子インク
6.2.独立分散ITOナノ粒子インク
■第2節:電池材料におけるナノ粒子の応用
第2節①リチウム二次電池用炭素系材料における表面改質技術
1.グラッシーカーボンの高周波熱プラズマ処理と電気化学特性4,5)
1.1. 高周波熱プラズマ処理粉末のモルフォロジー
1.2. 熱プラズマ処理粉末の構造
1.3. 熱プラズマ処理粉末の電気化学特性評価
2.球状黒鉛(MCMB)の熱プラズマ処理と電気化学特性8,9)
2.1.熱プラズマ処理粉末のモルフォロジ
2.2.熱プラズマ処理粉末の電気化学測定
2.3.熱プラズマ処理粉末の熱的安定性
第2節②PtRu触媒の微粒子化による高活性化と電池特性向上
1. 燃料電池用触媒の概要
2. 非金属元素添加による触媒微粒子化への足がかり
3. PtRu触媒の形態と電池特性
4. 非金属元素添加によるPtRu触媒の微粒子化
5. PtRuP触媒による電池特性向上
6. 非金属元素添加による微粒子化の原因
7. Pの存在状態
8. PtRuP触媒の特長
9. 終わりに
■第3節:蛍光・表示材料・ディスプレイ材料へのナノ粒子の応用
第3節① 速応答省エネルギー型液晶表示素子のためのナノ粒子の開発と応用
1.ナノテクノロジーと液晶ディスプレイ
2.液晶にナノ粒子を入れる。
3.金属ナノ粒子でドープした液晶の性質
第3節② ポリマー微粒子におけるLCD用途への応用
1.はじめに
2.微粒子材料の製造法
2.1.ポリマー微粒子の製造法
2.2.無機系ナノ微粒子の製造法
3.「テクポリマー」の特徴
3.1.真球状ポリマー微粒子の用途分野
3.1.1 塗料用艶消剤
3.1.2 樹脂練り込み・コーティング用途
3.1.3 ブロッキング防止剤
3.1.4 化粧品用添加剤
3.3.非真球状ポリマー微粒子「LMXシリーズ」
3.4.サブミクロン微粒子
4.電子材料分野におけるポリマー微粒子、ナノ微粒子材料の応用
4.1 液晶ディスプレイの光学部材用材料
(1)光拡散板用途
(2)光拡散フィルム用途
(3)AG(Anti Glare)フィルム
(4) AR(Anti Refect)フィルム
4.2.電子写真分野
4.3.電子ペーパー用表示部材
■第4節:記録材料への応用
第4節①ナノ粒子応用による半導体メモリーの作製
1.バイオナノプロセスとは
2.タンパク質を利用した半導体メモリー
3.基板表面へのタンパク質吸着特性
4.基板からのタンパク質選択除去による高密度ナノドット群の形成
5.ナノドット埋め込みMOSキャパシタの作製
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