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”うそのつけない” ”つく気を起させない” 社内組織・土壌作りのための
            嘘・過大・過小報告の見極め方

8月開催 共通セミナー  更新日:2010年07月12日
 セミナー番号【008166】 8/27 講師4名
”ウソ”に惑わされない・振り回されない・騙されない ポイントとは?

”うそのつけない” ”つく気を起させない” 社内組織・土壌作りのための
            嘘・過大・過小報告の見極め方


        ■社内組織でのウソ・粉飾の事例を公開!

         ◎嘘が起こりやすい環境・シチュエーションは?  ⇒嘘が起こらない。未然に防ぐ体制を作る!
         ◎重大な品質リスクを回避する!
         ◎報告の精度を上げて適正なマネジメントをする!


 

企画意図  本講座は、『人が本当のことを言っているのか?』 『提出された資料・文書は正確か?』 を判断する技術・感覚をつかむための総合セミナーです。
 講師陣の持つ 「心理学、開発マネジメント、営業・マーケティング、製造」 部門での長年の経験を元に、 【プロジェクト失敗、重大なリスク、成功チャンスの見逃し、質の悪い意志決定】、、等を回避・軽減するための知見を公開します。

講師

【第1部】 九州大学 大学院人間環境学研究院 心理学 教授  箱田裕司氏

【第2部】 医療機器技術情報協会 代表 川端隆司氏(元日本ゼオン、日本ライフライン)

【第3部】 クラシエホームプロダクツ販売(株) マーケティング部長  大谷暁彦氏

【第4部】 河岸宏和氏

       講師のプロフィールは本ページ下部に記載しております。

日時 平成22年8月27日(金)10:00~17:00

会場 [東京・大井町]  きゅりあん  5F  第2講習室

聴講料 1名につき63,000円(消費税込、昼食・資料付)
  〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき52,500円〕

プログラム
【10:00~11:30】

◎ 『どうしてだまされるのか?』 『嘘を見破る技術』を解説!

《1部》:心理学から見た嘘とあざむき


九州大学 箱田裕司氏

【講座主旨】

2007年の世相を表す漢字は「偽」であった。その後も、事故米の問題、食肉加工の偽装の問題、政治資金虚偽記載の問題のように嘘とあざむきにからむ事件は後をたたない。なぜ、人間は嘘をつくのか、嘘にはどのような種類があるのか、嘘はどのようにしたら嘘と分かるのかといった問題について心理学的立場から述べる。


【講座内容】

1 嘘とあざむきの違い


2 嘘の分類
  ・意図性のレベルによる分類
  ・人間関係から見た分類

3 なぜ人間はだまされるのか?
  ・認知的経済性
  ・自らの価値の再確認          

4 嘘を認知する仕組み          
  ・身体の変化
  ・生理的変化

【質疑応答】


【12:10~13:40】

◎成否に直結する重大な嘘の種類と、その発信者を見極めるポイントは?

《2部》:開発成否に大きく影響する
            重大な嘘/過大・過小報告の傾向と見極め方


医療機器技術情報協会 川端隆司氏

【講座主旨】

 企業に飛躍をもたらす開発も、現状に拘泥し、失敗を許容したくない管理者から見れば、大きな『嘘の固まり』でしかありません。成功した暁には、良くやったとほめたたえるが、失敗した時には、『嘘つき』とののしられる。 しかしながら、現状の日本企業の多くは、失敗を許さない管理の中で、どんどんと世界から後退していっています。 この反省からか、一時はどちらを向いても、『本業回帰』『選択と集中』と言っていたのが、『新規の需要創造へ』と大きく舵が切られているようです。 しかし、あまりの急激なかじ取りは、その管理能力さえ疑いたくなります。
 もともと、人は、ある環境下では嘘をつきたくなるもので、創造性を持つ霊長類の特質かと思われます。嘘を単なる嘘としか見ないで、罪悪視するような稚拙な管理では、世界の潮流についていけないように思われます。 リスクを飼いならしてこそ高い収益が得られるのと同様、嘘を飼いならし、創造性へと昇華させてこそ、エクセレントカンパニーへの扉が開かれるのではないでしょうか。
 このセミナーでは、短時間ですが、嘘の発生する環境やメカニズムについても考え、嘘を高い創造性に変え、開発者の力を結集していく方法について、議論したいと考えます。

 

【講座内容】

1.嘘の最大の弊害は、自分自身(自社)をも欺くこと

2.開発成否に影響する重大な嘘の種類と発信者
  1)テーマ持ち込み者の嘘(大学や販売会社)
    ・需要量、価格、効果・機能 等
  2)自社営業部門
    ・需要量、販売価格など
  3)事業部長
    ・納期、売上高
  4)プロジェクトリーダー
    ・納期、重要、研究費、価格
  5)研究者
    ・品質、研究費、製造原価
  6)製造部門
    ・歩留まり、納期、工数・原単位
  7)薬事部門
    ・承認期間

3.開発で、ついて良い嘘、悪い嘘。 万死に値する嘘。
  1)万死に値する嘘
    ・データーの改ざんや捏造
  2)善意とやる気のウソ
  3)創造性過多、基礎力過少による嘘
  4)開発(準備)の隠し財産を知らせない嘘


4.嘘が生まれる環境と管理方法の問題点
  1)悪い嘘をつかせるのは管理者の責任
  2)過程評価能力のない結果管理は『嘘をつきなさい』ということ
  3)現場を見ない管理者と良い結果しか喜ばない能力の低い管理者


5.嘘を見抜く方法と、悪い嘘をつかせない管理
  1)(計画の質、目標の高さ)×0.5+(達成度)×0.5で能力評価
  2) 他チームによる計画と達成の相互監査
  3) 開発製品化の全工程を責任者にやらせる。
  4) 管理部門の評価の限界  現場情報がなければ評価できない

6.嘘を誠に変える。 開発は色即是空の世界。
  1)何を物差しにして嘘というか
  2)嘘は計画が達成できないからウソになる。
  3)嘘か誠かは意思の裏打ちの有無で決まる。
  4)創造性とは想像(imagination)を意思と熱意と多くに人の共感で形にすること


7. 嘘を見極めて、人を生かす管理方法。


8.現場を見れば全てが分かる。机上で考える難しさ。

【質疑応答】


【13:50~15:20】

◎”営業現場のウソ” ”実績報告時の嘘” に惑わされていませんか?

《3部》:マーケティングの上流~下流工程で生まれる
                  「確信的な嘘」の傾向と見極め方


クラシエホームプロダクツ販売(株) 大谷暁彦 氏

【講座主旨】

複雑系の会社にありがちな、部分最適の積上げから生まれる「全体の嘘」発生のメカニズムを
検証し、次の100年に向けた軌道修正の一助とする。

 

【講座内容】

1.嘘の発生サイクル


2.ビジネスプランに潜む歪み
  2-1 戦略策定時の嘘
  2-2 ブランド戦略立案時の嘘
  2-3 実行計画作成時の嘘
  2-4 実績報告時の嘘


3.真実の見つけ方


【質疑応答】


【15:30~17:00】

◎業務停止、製品回収、、
    重大なリスクを招く”品質に関わる嘘”に騙されないためのポイントを解説!

《4部》:製造現場での嘘/過大・過小報告にみられる傾向と見極め方


河岸宏和氏

【講座主旨】

長年の食品製造、食品工場の品質管理で経験した、実際の嘘/過大・過小報告の実例と、報告を受ける側が騙されないためのチェックポイントについて解説致します。特に工場監査を行う方には参考になる内容です。   

 

【講座内容】

1.設計と現場の違いによる嘘
  ・設計時点での数値化の必要性


2.昔からそうだからみんなやっているから
  ・製造現場の数値化の必要性


3.ISOの弊害
  ・ISOと実際の管理の違い


4.審査員は現場を知らない


5.現場の不良品はどこに行くの


6.関連法規上の嘘


7.片目の猿になってしまうこと


8.工場監査で騙されないためには
  ・工場の責任者の体質を見抜く
  ・工場の従業員の体質を見抜く
  ・書類上の監査方法
  ・製造現場の監査方法
  ・経理上の監査方法
  ・監査の改善報告
  ・監査の頻度 


【質疑応答】


≪第1部 箱田裕司氏のプロフィール≫

【最近の主な研究/業務】
嘘とだましの心理学」共編著 (有斐閣)
「目撃者の心理学」監訳 (ブレーン)出版
「災害のフラッシュバルブメモリ」共著 (「防災の心理学」仁平義明編 東信堂)


【本テーマ関連学協会での活動】
日本認知心理学会理事長、社団法人日本心理学会常務理事、日本情報ディレクトリ学会副会長、九州心理学会事務局長、日本学術会議連携会員



≪第2部 川端隆司氏のプロフィール≫

【最近の主な研究/業務】
金属・非金属の医療材料、カテーテル類の他、耳鼻咽喉科機器、睡眠解析用機器、内視鏡関連機器、滅菌関連機器など広範な医療機器、或いは医療材料の開発・薬事支援に当たっている。カテーテルやステント、原材料関係のセミナーの他、書籍の執筆を担当。 講演や執筆は、医療機器事業立ち上げの経験から実務に重点を置いている。


【ご略歴】
日本ゼオン、日本ライフラインで、研究員から研究所長、事業開発本部長などを歴任、この間、補助人工心臓、人工皮膚、心臓カテーテルなどの開発から、製造、品質保証・薬事等を担当、医療機器事業を立ち上げてきた。 2007年に医療機器の開発支援を行うコンサルタント事務所、医療機器技術情報協会を立ち上げ現在に至る。



≪第3部 大谷暁彦氏のプロフィール≫


【最近の主な研究/業務】
コスメティックスカテゴリーのエリア戦略提案、
インストアプロモーション戦略推進


【ご略歴】
1988年:慶應義塾大学理工学部卒
1988年:カネボウ株式会社入社
1999年:カネボウ株式会社ホームプロダクツ・マーケティング部門所属
2006年以降産業再生機構及び各種ファンド会社と事業再生に取組む



≪第4部 河岸宏和氏のプロフィール≫

【ご略歴】
1958年1月北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理を実践中。
これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハムソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け総菜工場、玉子加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など多数。現在は、大手流通本部の品質管理を実践中。
ホームページ 「食品工場の工場長の仕事とは」主催
 http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/koujyou1.htm 
メールマガジン 「食品工場の工場長の仕事」を発行中
 http://www.mag2.com/m/0000100977.html
月刊HACCPに「中小食品工揚の品質・安全性管理のポイント」連載中
                       
【著書】 
『スーパーの裏側 安全でおいしい食品を選ぶために』東洋経済新報社
『"食の安全"はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実』 
 株式会社アスキー・メディアワークス
『ビジュアル図解 食品工場の点検と監査 』          同文舘出版
『ビジュアル図解 食品工場の品質管理』           同文舘出版          
『ビジュアル図解 食品工場のしくみ』            同文舘出版
『図解入門ビジネス 最新食品工場の衛生と危機管理がよ~くわかる本』
『図解入門ビジネス 食品販売の衛生と危機管理がよ~くわかる本』  秀和システム