事業戦略上、真に必要な特許は何か!そして、いらない特許はどうするか!
講師
1.旭硝子(株)知的財産センター長 齋藤一彦氏
2.月島機械(株)取締役兼執行役員 管理本部長 牧虎彦氏
3.DIC(株) 知的財産部長 河野通洋氏
4.(株)東芝 知的財産部長 宮内弘氏
日時 平成22年8月23日(月) 10:30~16:45
会場 [東京・五反田] ゆうぽうと 5F たちばな
聴講料 1名につき 63,000円(消費税込み・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき52,500円〕
プログラム
【第1部】(10:30~11:45)
★特許の取捨選択の仕方、知財コストの低減、権利の有効活用!
『出願件数による覇権争いからの脱却!これからの特許出願戦略』
旭硝子(株)知的財産センター長 齋藤一彦氏
<講座趣旨>
リーマンショック以降、特許出願数は減少して日本の特許出願数は激減したと聞く。一方、景気のよいときには特許出願を奨励し発明者にノルマを与え出願数を増やすことがよく行われる。出願数が景気の変動を受けるのは当然のことであるが、特許が事業に貢献してくる時期が先であるため中長期的な展望も視野に入れて考える必要がる。これにはビジネスプランを理解し、出願の目的を明確にして対応する必要がある。更には、各国特許制度やコストにも配慮した適切な出願戦略が必要になる。
【第2部】(12:30~13:45)
★ブラックボックス化と特許化のバランス、その判断基準とは!
『ノウハウ保護、特許出願とその戦略的な選択基準と留意点』
月島機械(株)取締役兼執行役員 管理本部長 牧虎彦氏
<講座趣旨>
エンジニアリング業界や機械業界では技術の特許化をそれほど求めていない。一技術少数特許が基本となる。この業界では、商品である機器やプラント設備は個別に発注され、市場に出回ることはなく、工場建屋の中や施設の奥に設置され人目に付くことも少ない。よって、特許侵害が起こっていても確認が難しいことから、特許可能な技術であっても、ノウハウとして秘匿することが多い。この講座では、エンジニアリング業界、機械業界の知財戦略を、特に技術のブラックボックス化と特許化のバランス、その選択、更に最近多い模倣品対策や特許侵害回避の為の権利化等に関し、例を挙げて解説する予定である。
【第3部】(14:00~15:15)
★ダイナミックな環境変化に対応した知財戦略の再構築!
『事業シナリオ起点の知財戦略、事業、R&Dとの連携と知財実務』
DIC(株) 知的財産部長 河野通洋氏
<講座趣旨>
グローバル経済、そして特許制度、審査、司法判断などの知財環境がダイナミックに変化している。企業は持続的発展のため事業戦略の抜本的再構築が不可欠な時代であり、知財活動は一部の技術者と知財部間に止まらず、全社的なスケールで事業シナリオ起点の知財戦略を策定し展開していくことが求められる。素材系企業の知財戦略において、事業・R&D部門との連携の重要性と、具体的施策について紹介し、考察する。
【第4部】(15:30~16:45)
★グローバル特許出願、保有権利の棚卸、ライセンスアウト・・・
『事業競争力の強化に向けた特許出願戦略と知的財産権の活用』
(株)東芝 知的財産部長 宮内弘氏
<講座趣旨>
企業では、ビジネスモデルに沿った知財戦略の推進など、事業競争力の強化に向けた知財マネジメントが重要になってきている。本講では、事業戦略に応じたライセンスアウトなどの知的財産権の活用の仕方について述べると共に、権利活用を踏まえた特許出願戦略、保有権利の棚卸、リスクマネジメント等について解説する。