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パーキンソン病の治療の現状と今後望まれる薬剤プロファイル

4月開催 医薬系セミナー  更新日:2010年03月05日
 セミナー番号【004167】 4/28 講師3名
★予防作用を有し、副作用の少ない薬剤の開発のために3人の講師が多角的に解説します!

パーキンソン病の治療の現状と今後望まれる薬剤プロファイル


講師
【第1部】 北里大学 医学部 神経内科学 教授 望月 秀樹 氏

【第2部】 弘前大学大学院 医学研究科 脳神経病理学講座 教授 若林 孝一 氏

【第3部】 愛媛大学大学院 医学系研究科 病態治療内科 准教授 永井 将弘 氏


日時 平成22年4月28日(木)12:30~18:50

会場 [東京・大井町] きゅりあん 4F 研修室

聴講料 1名につき63,000円(消費税込み/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき63,000円〕

 
 
 
プログラム
 
【12:30~15:30】


【第1部】 パーキンソン病治療の現状と将来期待される新薬と治療法


北里大学 望月 秀樹 氏

【講座主旨】

 神経変性疾患において、アルツハイマー病の次に多い変性疾患であるパーキンソン病は、いまだ根治療法はなく 大きな社会問題になっている。現在もl-dopaがゴールドスタンダードであり、寝たきりになる患者さんも少なくない。  
 今回は、現在パーキンソン病患者の治療の現状、患者ニーズを中心に概説する。さらに、将来期待される治療法の 現状と限界について私見を述べる。


【講演内容】

1.現在パーキンソン病患者の治療の現状

2.患者ニーズ

3.将来期待される治療法の現状と限界
   ワクチン療法、再生医療、遺伝子治療など

【質疑応答】


【15:40~17:10】


【第2部】 パーキンソン病をめぐる研究の動向
         ~これまでに明らかにされたことと将来の課題~


弘前大学大学院 若林 孝一 氏

【講座主旨】

 パーキンソン病の病理学的記載は1912年に始まる。当初は系統性が強調されたが、近年、パーキンソン病を含む 神経変性疾患の多くは「蛋白蓄積病」であるとみなされるようになった。  
 この100年の間に明らかにされたこと、一方、今後、何を明らかにすべきかについて病理学的観点から述べてみたい。

【講演内容】

1)パーキンソン病に関する研究の歴史

2)パーキンソン病を理解するための正常解剖

3)パーキンソン病の障害部位

4)パーキンソン病の病理学的特徴:レビー小体とは何か

5)蛋白蓄積病としてのパーキンソン病 

6)パーキンソン病における病変の進展様式  

7)パーキンソン病は全身病  

8)レビー小体は悪玉か?善玉か?  

9)神経細胞移植は有効な治療法か?

10)将来の課題

【質疑応答】


【17:20~18:50】


【第3部】 パーキンソン病における運動合併症治療の症例検討


愛媛大学大学院 永井 将弘 氏

【講座主旨】

 数多くの種類の抗パーキンソン病薬が臨床応用されている現在においても、パーキンソン病治療の主軸はL-ドパ製剤である。L-ドパ製剤は 効果、忍容性においてすぐれた薬剤であるが、比較的短い血中半減期、不安定な消化管吸収、また長期使用に伴う運動合併症(ウェアリング ・オフ現象、ジスキネジア)が問題となる。パーキンソン病長期治療においては、運動合併症発生率の抑制と発生時の対処が重要となる。  
 今回、パーキンソン病症例のL-ドパ薬物動態、臨床症状を提示し、現状のパーキンソン病治療の問題点とその限界について解説する。

【講演内容】

1.L-ドパの臨床薬理学的な特徴   
   ・薬物動態、消化管吸収機構

2.L-ドパ薬物動態の個体間差、個体内差(健常人、パーキンソン病患者)

3.運動合併症とは?

4.運動合併症の発生機序とcontinuous dopaminergic stimulation

5.運動合併症の発生予防

6.運動合併症の対処方法

7.パーキンソン病症例のL-ドパ血中濃度と症状の変動

8.今後望まれる薬剤

【質疑応答】


*各講師のご略歴*

【 望月 秀樹 氏 】

※近日中に更新いたします

【 若林 孝一 氏 】

● 現在のご業務・研究活動
病理解剖を基盤とする脳神経病理学                                          神経変性疾患、特にパーキンソン病の病理                                      

● ご略歴
昭和60年 富山医科薬科大学医学部卒業
同年     新潟大学大学院医学研究科入学 (脳研究所神経病理学、生田房弘教授)
平成元年  大学院修了
平成3年  新潟大学脳研究所助手
平成5年  文部省在外研究員として
        カリフォルニア大学サンディエゴ校ニューロサイエンス部門留学(1年間)
平成8年  新潟大学脳研究所脳疾患解析センター助教授
平成12年2月 弘前大学医学部附属脳神経血管病態研究施設 教授
平成18年2月 施設長併任

● 本テーマに関しての学会・協会でのご活動
日本神経病理学会 理事 Acta Neuropathologica, Editorial Board


【 永井 将弘 氏 】

●現在のご業務
パーキンソン病治療薬の薬物動態

● ご略歴
昭和63年 鹿児島大学医学部卒業
同   年 鹿児島大学医学部第三内科入局
平成8年  鹿児島大学大学院医学研究科博士課程(内科系専攻)修了 博士(医学)の学位取得
平成10年~13年 NIH (米国立衛生研究所) Neuroimmunology branch客員研究員
平成15年 愛媛大学医学部臨床薬理学(現愛媛大学大学院医学系研究科 病態治療内科)講師
平成16年 同上 助教授(現准教授)