講師
【第1講】 医薬研究開発コンサルティング 代表取締役 橋本 光紀 氏(元 三共化成工業)
【第2講】 エコラボ(株) フードアンドビバレッジ事業部 応用開発部 マネジャー 宮澤 史彦 氏
【第3講】 元医薬品医療機器総合機構 GMPエキスパート 人見 英明 氏
日時 平成22年4月22日(木)10:30~17:30
会場 [東京・五反田] ゆうぽうと 5F さわらび
聴講料 1名につき63,000円(消費税込み/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき52,500円〕
プログラム
【10:30~12:30】
Ⅰ.効果的なサンプリング方法と残留許容基準設定のポイント
医薬研究開発コンサルティング 代表取締役 橋本 光紀 氏(元 三共化成工業)
【講座主旨】
洗浄バリデーションの実施は医薬品の品質確保の為に必須の操作である。安易な操作により甚大な被害を被ることも稀ではない。如何に効率的に機器に適した洗浄を行い、 適格なバリデーションを行なうことにより品質を確保できるのか、そのポイントを述べる。
【講演内容】
1.洗浄バリデーションの目的
2.基本概念
3.バリデーションの方法
4.効果的なサンプリング法
a) スワブ法
・スワブの手法:ふき取り方法や回数など
・スワブ材、スワブ溶媒
・サンプリングポイントについて
b) リンス法
・リンス法を採用しなければならない装置
c) 目視法
d) サンプリング法と評価
e) サンプリングに関するレギュレーション比較
5.残留許容基準の設定
a) 設定法と計算式例
b) 目視法
6.回収率・抽出率の求め方
7.回収率試験
8.表面積算出法
9.品目切り替え時のポイント
10.まとめ
【質疑応答】
【13:15~14:45】
Ⅱ.医薬品製造工場で使用される洗浄剤と洗浄方法の選定
エコラボ(株) フードアンドビバレッジ事業部 応用開発部 マネジャー 宮澤 史彦 氏
【講座主旨】
国内の製薬工場においては、マニュアル洗浄が主流で、洗浄剤の使用の例はあまりないが、海外では積極的に取り入れ、 洗浄工程の省力化、ダウンタイムの短縮などを行っている。 本講演では、製薬工場で適用される洗浄剤、洗浄方法およびその利点について解説する。
【講演内容】
1.洗浄の目的
2.国内の洗浄の実際
・洗浄状況、課題、なぜ洗浄剤が使用されないのか、洗剤使用のメリット
3.洗浄前に確認すべき事項
・洗浄目に確認すべき諸条件について
4.洗浄に影響を及ぼす4つのファクターが洗浄にどのように関わるか
4-1. 温度
4.2. 時間
4.3. 機械力
4.4 化学力
5.洗浄剤の成分
・医薬品工場で実際に使用される洗浄剤の成分を解説
6.洗浄剤の選定
・洗浄対象物に基く洗浄剤の選定方法について
7.洗浄条件・工程の決定
・実際に洗浄剤を用いた洗浄を行う際の洗浄条件、洗浄工程の立案方法について
8.洗浄実例
・国内外で実施した洗浄事例を紹介する
9.洗浄バリデーションにおける重要ポイント
・洗浄剤を使用して、洗浄するときのテスト結果の検証、残留許容基準の決定などについて解説する
10.洗浄後の残渣確認方法
・洗浄後の洗剤の残渣確認方法について、その方法を紹介
【質疑応答】
【15:00~17:30】
Ⅲ. 当局指摘事項をふまえた洗浄バリデーション実施における
GMP査察対応のポイント
元医薬品医療機器総合機構 GMPエキスパート 人見 英明 氏
【講座主旨】
J-GMPとの相違点を踏まえて、ガイドラインの要求事項に基づき、PIC/S及びFDAの方針に沿った洗浄バリデーションの実践のポイントと、当局での経験を踏まえ、適合性調 査での目の付けどころや、指摘事項についても解説する
【講演内容】
1.洗浄バリデーションに関する当局の方針
2.洗浄バリデーションに関するFDAの基本的考え方
3.洗浄項目を評価する際の設問項目
4.洗浄手順の変更管理のポイント
5.設備設計のポイント
6.洗浄方法の評価
7. バイオ・抗体製造における洗浄・バリデーションへの当局要求事項
8.従業員の教育訓練のポイント
9.バイオ・抗体製造における残留許容値設定の考え方
10. 分析方法に関する留意事項
11.目視法に対するFDAの考え方
12.洗浄バリデーション計画書、洗浄記録、最終報告書
13.GMP査察指摘事項
【質疑応答】