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肝胆膵領域におけるアンメットニーズをとらえた抗がん剤開発戦略

12月開催 医薬系セミナー  更新日:2009年10月28日
 セミナー番号【912102】 12/7 講師3名
★ファーストライン/セカンドラインの動向から見た今後取るべき戦略とは?
★臨床試験動向・分子標的薬の開発状況・…
臨床現場の声から今後の治療薬開発へのヒントを探る!

肝胆膵領域におけるアンメットニーズをとらえた抗がん剤開発戦略


~治療アルゴリズム・標準治療の現状と展望から見た求められる新薬像~

講師
Ⅰ:国立がんセンター中央病院 肝胆膵内科 医長 奥坂 拓志 氏

Ⅱ:静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 医長 福冨 晃 氏

Ⅲ: 東北大学病院 肝胆膵外科 講師 元井 冬彦 氏

日時 平成21年12月7日(月) 10:30~16:00

会場 [東京・五反田] ゆうぽうと 5階 さわらび

聴講料 1名につき52,500円 (消費税込、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合 1名につき42,000円〕

プログラム

(10:30~12:00〉

Ⅰ.肝臓がんにおける治療の現状と今後求められる新薬

国立がんセンター中央病院 奥坂 拓志 氏

【講座趣旨】
 ソラフェニブの明らかな延命効果が報告されて以来、肝がんに対する治療体系は大きく変貌しつつある。また、様々な種類の分子標的治療薬や新規細胞傷害薬、経動脈的治療薬などの非常に多くの臨床試験が我が国を含め、世界中で進められている。実地臨床の現況と新規治療開発の状況を俯瞰し、急速に変化しつつある肝がん治療の今後について展望したい。

【講座内容】
1.肝がんの特徴と治療法の現状 
  ・疫学  
  ・成因  
  ・肝がん治療アルゴリズム  
  ・標準治療

2.肝がんの臨床試験の現況  
  ・国内外の肝がん臨床試験の動向  
  ・対象、治療カテゴリー

3.分子標的治療薬の開発状況  
  ・根治療法後  
  ・TACE後  
  ・進行がんファーストライン  
  ・進行がんセカンドライン

4.経動脈的治療薬の開発状況  
  ・新規抗がん剤  
  ・新規塞栓物質

5.肝がん治療の今後
  ・今後の標準治療
  ・我々が開発を期待する薬剤とは

【質疑応答】


(12:45~14:15〉

Ⅱ. 胆道がんに対する化学治療の現状と展望

静岡県立静岡がんセンター 福冨 晃 氏

講師のプロフィールは本ページ下部に記載しております。

【講座趣旨】
 今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)にて報告された英国からの比較試験により、ようやく切除不能胆道がんに対する標準治療が確立された。とはいえ、まだ十分満足のいく成績とはいえない。さらなる治療成績の向上を目指し、分子標的治療薬も含めた治療開発が試みられている。一方、世界の中で胆道がんの死亡数が最も多いのは日本であり、わが国が中心となって研究開発を行っていくべき疾患である。本講演では、胆道がんの化学療法の現状と問題点、現在進行中の臨床試験について概説し、今後の治療開発の展望について述べる。

【講座内容】
1.胆道がんとは

2.胆道がんに対する化学療法開発の問題点

3.胆道がんにおける標準治療

4.わが国における現状

5.分子標的治療薬の開発状況

6.現在進行中の臨床試験と展望【質疑応答】

【質疑応答】


(14:30~16:00〉

Ⅲ. 膵癌治療の現状と化学療法に求められるもの

東北大学病院 肝胆膵外科 講師 元井 冬彦 氏

講師のプロフィールは本ページ下部に記載しております。

【講座趣旨】
 膵癌の治療成績は、他癌種に比べても著しく不良である。予後不良の原因として、1)進行癌で診断され切除率が低く、切除後も高頻度に再発すること、2)化学療法・放射線治療にも抵抗性を示し、効果的な治療が確立されていないことがあげられる。無策比較試験で塩酸ゲムシタビンの有効性が証明され、切除不能例・切除後補助療法薬剤として標準薬となった。本講演では、膵癌治療の現状と化学療法の果たす役割、今後の新薬開発に求められる点を実地臨床家の立場から述べる。


【講座内容】
治療の現状:
 ・5年生存率10%以下。
 ・外科切除、放射線治療、化学療法などが行われている現状。

化学療法剤の役割:
 ・切除不能例に対するgemcitabineの効果。
 ・切除後補助化学療法としてのgemcitabineの効果。
 ・国内外のガイドラインにおける化学療法の位置付け。

多施設共同研究で示されたこと:
 ・標準薬の確立とその後の展開。
 ・今後の標準治療の方向性とは?

分子標的に関して:
 ・他癌種で注目されている分子標的薬。膵癌に対する効果は?

術前治療に期待すること:
 ・膵癌に対する術前治療の試み(意義と問題点)。

膵癌治療に求められる抗癌薬:
 ・今後求められる新規薬剤は?

【質疑応答】


≪第2部 福冨氏のプロフィール≫

【ご略歴】
1996年3月  名古屋大学医学部卒業
1996年5月- 豊橋市民病院 研修
1998年4月- 豊橋市民病院 消化器内科
2000年4月- 愛知県がんセンター レジデント
2002年7月- 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科


≪第3部 元井氏のプロフィール≫

【ご略歴】
1993    東北大学医学部 卒業
1993-1996 大原綜合病院 外科 初期研修
1996    東北大学第一外科入局・東北大学大学院医学系研究科外科病態学
1997-1999 癌研究会 癌化学療法センター 分子生物治療部門
2000     医学博士号取得
2002    UCSF Cancer Research Institute  Research fellow
2003-2004 塩竈市立病院 外科
2004-   東北大学 肝胆膵外科

学会活動
日本肝胆膵外科学会(評議員・プロジェクト委員)
日本外科学会(認定医・専門医)
日本消化器病学会(専門医)
日本癌治療学会(癌治療認定医)
日本消化器外科学会、日本膵臓学会、日本臨床外科学会、
日本癌学会、日本腹部救急医学会、アメリカ癌学会
1996年以降、東北大学 肝胆膵外科の膵臓疾患研究班に所属し、膵臓外科学を中心に活動しています。
最近5年間は主に、膵癌診療・研究を中心に行っています。