Home
->  7月開催 電気系セミナー 

モータ用磁性材料の選定と評価・測定技術

7月開催 電気系セミナー  更新日:2009年06月10日
 セミナー番号【907405】 7/24 講師5名
★磁性材料の評価・測定法からNdFeB系焼結磁石のハイブリッド車への応用まで徹底詳解!!

モータ用磁性材料の選定と評価・測定技術


講 師

Ⅰ.前(株)豊田中央研究所 加藤 義雄 氏

Ⅱ.北九州工業高等専門学校 電気電子工学科 教授 開道 力 氏

Ⅲ.日立金属(株) NEOMAXカンパニー 山本日登志 氏


Ⅳ.大同特殊鋼(株) 電磁材料研究所 磁石材料研究室 室長 藪見 崇生 氏

Ⅴ.住友金属テクノロジー(株)研究支援事業部 
                 解析技術部 次長 兼 信頼性評価チーム長 赤穗 槇一 氏

日 時
日程・会場に変更がございます。

平成21年7月22日(水)10:00~18:40

           ↓


平成21年7月24日(金) 10:00~18:40


会 場 [東京・五反田] ゆうぽうと 5F かたくり

聴講料 1名につき63,000円 (消費税込み、昼食・資料付き)
【1社2名以上同時申込の場合1名につき52,500円】


 

プログラム
【10:00~11:30】

Ⅰ.ハイブリッド車の動向と磁性材料への期待


    
                          前(株)豊田中央研究所 加藤 義雄 氏

■講座の趣旨:

 地球温暖化・原油乱高下から、ハイブリッド車が注目されている。本年2月に「インサイト」、そして5月に「三代目プリウス」が発売され、好調な売れゆきである。そこで、これまでのハイブリッド車の動向と、ハイブリッド車の駆動モータや発電機に組込まれるNdFeB系焼結磁石、NdFeB系焼結磁石を取り巻く電磁鋼板、リアクトルの電磁鋼板や複合軟質磁性材料等々に関して紹介する。


■ご講演項目:

1 はじめに

2 日本の運輸部門での温室効果ガス排出量

3 ハイブリッド車の動向
 3.1 トヨタ自動車・本田技研の動向
 3.2 ハイブリッド車の燃費・二酸化炭素ガス排出量

4 硬質・軟質磁性材料
 4.1 自動車用フェライト系磁石
 4.2 自動車用NdFeB系焼結磁石
 4.3 ハイブリッド車用NdFeB系焼結磁石
 4.4 電磁鋼板
 4.5 圧粉鉄心
 4.6 その他

5 まとめ


【質疑応答】


  【12:20~13:50】

Ⅱ.モータ高効率化に向けた電磁鋼板と鉄心技術の最新動向

 
             北九州工業高等専門学校 電気電子工学科 教授 開道 力 氏

■講座の趣旨:

 モータの効率化には、鉄心の性能が大きく影響する。高効率化には鉄心素材が低鉄損であり高透磁率であることが必要であり、代表的な鉄心素材である電磁鋼板の高性能化が求められる。電磁鋼板は多種あるが、モータの希土類磁石活用、IPM化やインバータ駆動などにより大きく異なる電磁鋼板の使用条件に対応した最適選定が重要である。また、実際にモータ鉄心として使用するためには、電磁鋼板の加工、積層および鉄心の固定が必要であるので、加工劣化、積層での劣化および鉄心固定による劣化が無視できない。そのためには、これらの劣化要因を考慮した設計や改善策が求められる。


■ご講演項目:

1.モータ用電磁鋼板の種類と特徴

2.モータの種類や駆動方法に対応した最適選定法

3.モータにおける鉄心性能劣化とその対策
 1)電磁鋼板の加工劣化
  ・加工劣化機構と劣化量
  ・歪み取り焼鈍による歪み除去と問題点
 2)電磁鋼板の積層結束による劣化 
  ・積層館短絡による層間電流損と対策
  ・積層結束によるヒステリシス損増加
 3)鉄心固定による劣化
  ・圧縮応力による劣化と対策
  ・湾曲変形による劣化と対策

4.最適設計や数値解析のための鉄心モデリング

5.電磁鋼板による今後のモータ性能向上の可能性


【質疑応答】


【13:50~15:20】

Ⅲ.最適モータ設計のための永久磁石の選定

               日立金属(株) NEOMAXカンパニー 山本日登志 氏

■講座の趣旨:

 近年のモータ設計技術の高度化に伴い永久磁石に要求される性能はますます多様化して来た。また希土類資源の高騰により、磁石材質の選定もますます複雑化している。 本講演では、永久磁石の選定に関してまず現状の磁石性能を概括した後、耐熱特性、着磁特性、渦電流等の設計時の選定主要因を述べる。 また磁気特性の評価、計測方法を紹介、ついで今後の希土類資源の動向とその問題点も言及する。最後に中国製磁石の現状、メリット、デメリットについても若干触れてみたい。


■ご講演項目

1.永久磁石の種類と特徴

2.永久磁石の用途分類

3.永久磁石の磁気特性

4.最適モータ設計のための留意点
 1)可逆温度係数
 2)熱減磁
 3)着磁特性
 4)渦電流と磁石分割

5.磁気特性測定と評価

6.希土類資源の現状と今後の動向

7.中国製磁石について
 1)磁気特性
 2)耐食性


【質疑応答】



  【15:30~17:00】

Ⅳ.希土類ボンド磁石とラジアル異方性リング磁石の技術動向


         
       大同特殊鋼(株) 電磁材料研究所 磁石材料研究室 室長 藪見 崇生 氏

■ご講演項目

1.等方性希土類ボンド磁石の開発事例
 1.1 等方性希土類ボンド磁石について
 1.2 高特性Nd-Fe-B射出成形ボンド磁石
 1.3 Sm-Fe-N等方性ボンド磁石

2.熱間加工ラジアル異方性リング磁石[NEOQUENCH-DR]
 2.1 NEOQUENCH-DRの製造法
 2.2 NEOQUENCH-DRの磁気特性
 2.3 円周方向着磁波計の制御
 2.4 耐熱性
     
3.熱間加工ラジアル異方性リング磁石[NEOQUENCH-DR]
 3.1 NEOQUENCH-DRの製造法
 3.2 NEOQUENCH-DRの磁気特性
 3.3 円周方向着磁波計の制御
 3.4 耐熱性

4.おわりに

【質疑応答】



【17:10~18:40】

Ⅴ.磁性材料の分析および物性の評価・測定技術


         
       住友金属テクノロジー(株)研究支援事業部 
              解析技術部 次長 兼 信頼性評価チーム長 赤穗 槇一 氏

■講座の趣旨:

 まず、各種分析方法について概要を説明し、モーターの磁心に使用される磁性材料に着目した分析方法について言及する。次に、モーターの磁心に使用される磁性材料の物性や信頼性評価項目とその方法を説明する。最後にインピーダンスアナライザーを用いた磁性材料の高周波透磁率の測定方法と測定例を紹介する。

■ご講演項目

1.モーター用磁性材料の分析方法
 1.1 各種分析方法の概要
   ・物理分析
   ・化学分析
 1.2 モーター用磁性材料に適用される分析

2.モーター用磁性材料の物性・信頼性評価方法
  2.1 各種物性評価方法
    ・熱物性および機械物性
    ・電磁気特性
 2.2 モーター用磁性材料に適用される信頼性評価試験
 2.3 インピーダンスアナライザーを用いた高周波透磁率の測定
   ・測定方法の概要
   ・測定例

【質疑応答】