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レーザー樹脂溶着における研究動向と
溶着不良の要因解析・その対策、自動車部品適用例

9月開催 電気系セミナー  更新日:2008年08月06日
 セミナー番号【809408】 9/25・26講師5名
★材料吸収と溶着条件の相関性! スーパーエンプラへのレーザー溶着例!
一括照射Laser溶着機の応用例!
★欧州でのレーザ樹脂溶着技術の適用例!
色素添加を必要としない新規「ヒートシンク式レーザー溶着法」!

レーザー樹脂溶着における研究動向と
溶着不良の要因解析・その対策、自動車部品適用例


講 師

Ⅰ.オリヱント化学工業(株) 開発部門 LTW開発部 副主任研究員 松井 真樹子 氏

Ⅱ.ポリプラスチックス(株) 研究開発本部
      テクニカルソリューションセンター 主任研究員 近藤 秀水 氏

Ⅲ.(株)キャンパスクリエイト 技術開発部 ゼネラルマネージャー 博士(工学) 佐藤 公俊 氏

Ⅳ.日本エマソン(株) ブランソン事業本部 技術部
         IRAM-エンジニアリング課 シニアエンジニア 古谷 教俊 氏

Ⅴ.(株)レーザックス 取締役 三瓶 和久 氏

日 時 平成20年9月25日(木) 12:30~15:45、26日(金) 10:00~15:30 

会 場 [東京・五反田] ゆうぽうと 5F さわらび
聴講料 1名につき 63,000円(消費税込、昼食(2日目のみ)・資料付)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき52,500円〕
※1日目の講義には昼食はございません。予め、ご了解ください

プログラム
≪9月25日(木),12:30~14:00≫

Ⅰ.レーザー溶着用着色材;透過色素、吸収色素の役割
      ~標準黒色吸収材料からの樹脂溶着 《PBT樹脂》~

オリヱント化学工業(株) 松井 真樹子 氏


■講座の主旨

 分解温度の低い樹脂材料にてレーザー溶着を実施するには透過材、吸収材界面における熱エネルギーをコントロールする事が最も重要である。特にPBT樹脂のような透過率の 低い結晶性樹脂は様々な因子により光透過性が変動し、成形物表面へ悪影響や溶着不具合を引き起こします。講演ではPBT樹脂の透過性に影響する因子について述べると共に、 変動する透過性(=光エネルギー)に対し、安定した発熱(光熱変換)を行う最適な吸収材料 eBIND LAW-seriesの特性について報告致します。


■プログラム

1.オリヱント化学工業㈱とレーザー溶着技術
 1.1 レーザー溶着の原理
 1.2 レーザー溶着の工法
 1.3 レーザー溶着に関する取り組み

2.PBT樹脂のレーザー透過材料について
 2.1 樹脂透過性に影響する因子
 2.2 PBT樹脂用透過材料「eBIND LTW-89XX」の紹介
 2.3 レーザー透過着色材 関連特許

3.PBT樹脂のレーザー吸収材料について
 3.1 吸収材料から見たレーザー溶着
 3.2 吸収色素の役割:光熱変換
 3.3 吸収能(材料吸収a)の管理
 3.4 材料吸収aと溶着条件の相関性
 3.5 PBT樹脂用黒色吸収材料「eBIND LAW-9810」の紹介


【質疑応答】


≪14:15~15:45≫

Ⅱ.レーザー溶着用樹脂に求められる特性と溶着技術
ポリプラスチックス(株)  近藤 秀水 氏



■講座の主旨

 近年、自動車分野を中心にレーザー溶着の適用事例が増えている。特に最近では 材料に対する要求(高剛性および耐熱性)の向上から、これまでレーザー溶着の 適用が難しいとされてきたスーパーエンプラへの適用が検討され始めている。 本講座では、レーザー溶着技術のエンプラへの適用事例・注意事項を紹介した上で、 さらに難易度の高いスーパーエンプラでの評価事例を紹介する。

■プログラム

1.レーザー溶着について
 1.1  位置づけ(他の二次加工工法との比較)
 1.2  レーザー溶着基本原理
 1.3  各種溶着方式
 1.4  レーザー溶着機

2.レーザー溶着性の評価
 2.1  当社樹脂材料のご紹介(POM, PBT, PPS, LCP)
 2.2  材料に求められる特性
 2.3  レーザー溶着時の注意事項
 2.4  レーザー溶着性評価事例

3.レーザー溶着用材料のご紹介
 3.1  PBTレーザー溶着グレード(改良のポイント、評価事例)
 3.2  PPSレーザー溶着グレード(改良のポイント、評価事例)

4.今後の展開
 4.1  現状の課題
 4.2  今後の予定


【質疑応答】


≪9月26日(金),10:00~11:30≫

Ⅲ.レーザー樹脂溶着の新しい展開/ヒートシンク式溶着法

(株)キャンパスクリエイト 佐藤 公俊 氏((社)プラスチック成形加工学会 企画委員)


■講座の趣旨

従来の「レーザー透過溶着」と異なり、部材への色素添加を必要としない新しいレーザー 樹脂溶着技術「ヒートシンク式レーザー溶着法」について、その原理と応用技術を、 事例を織り交ぜながら解説します。接着剤や有機色素の使用を制限される薬液・食品用途 の樹脂部材の接合等において、従来の問題を解決可能なレーザー溶着技術になります。

■プログラム

1.レーザー溶着の分類
 1.1 近赤外線レーザーによる溶着
 1.2 遠赤外線レーザーによる溶着

2.ヒートシンク式レーザー溶着法
 2.1 材料の光学特性とレーザー
 2.2 レーザー透過性固体材料
 2.3 ヒートシンク式レーザー溶着のしくみ

3.CO2レーザーによるヒートシンク式レーザー溶着技術
 3.1 オレフィン系樹脂の溶着
 3.2 フッ素系樹脂の溶着
 3.3 レーザー溶着装置

4.その他のレーザーによるヒートシンク式レーザー溶着技術
 4.1 COレーザーによる溶着
 4.2 Er:YAGレーザーによる溶着
 4.3 Tm:ファイバーレーザーによる溶着

5.ヒートシンク式レーザー溶着の応用展開


【質疑応答】


≪12:15~13:45≫

Ⅳ.樹脂溶着における問題点と理想的な赤外線Laser溶着装置

日本エマソン(株) 古谷 教俊 氏

■講座の趣旨

従樹脂溶着用のLaser装置が市場に出回る様になってから、既に15年を超えています。 「Laser」と言うと、多くの方は1点の光が作業をする…と言うイメージを持たれると 思いますが、樹脂溶着に於いては、1点の光で作業する事が、多々の問題を生ずる 可能性が有ります。米国BRANSON社は、古くから超音波溶着機・振動溶着機など数々の 樹脂溶着装置の開発に取組んで参りまして、Laser溶着機に於いても、樹脂溶着に適した 「一括照射方式」のLaser溶着機を開発しています。今回の講座では、Laser溶着の基礎 からLaser溶着時の問題点、樹脂溶着に必要なファクターなどの説明と、一括照射の Laser溶着機の特徴、並びに、応用例などLaser溶着全般のご紹介をさせて頂きます。 今後、Laser工法に取組む技術者の方々のご参考になれば幸いです。

■プログラム

1.初めに…
 1.1 Laser溶着機の普及

2.樹脂溶着装置と原理
 2.1 樹脂溶着装置
 2.2 超音波溶着の原理
 2.3 振動溶着の原理
 2.4 Laser溶着の原理

3.樹脂溶着に必要なファクター
 3.1 溶着ファクター
 3.2 接合設計の重要性
 3.3 溶着時の沈み込みの重要性

4.Laserによる樹脂溶着技術
 4.1 Laser溶着技術
 4.2 Laser樹脂溶着での問題点

5.Wide Beam Scanningの発想と研究開発
 5.1 Scanning Modeの問題点とWide Beam Scanning
 5.2 Wide Beam Scanningの研究

6.一括照射の赤外線Laser溶着機の発想と構造
 6.1 一括照射の発想
 6.2 一括照射Laser溶着機の照射方法
 6.3 一括照射Laser溶着機の装置構造

7.一括照射Laser溶着機の応用例
 7.1 一括照射Laser溶着機の特徴
 7.2 Application例
 7.3 インライン装置


【質疑応答】


≪14:00~15:30≫

Ⅴ.レーザ樹脂溶着技術の実用化
      ~自動車部品への適用を中心に~


(株)レーザックス 三瓶 和久 氏(レーザ加工学会 理事、トヨタ自動車(株))


【本テーマ関連学協会でのご活動など】
レーザ加工学会 理事、レーザ学会 評議員、溶接学会 評議員


■講座の趣旨

 これまでの発振器の常識を大きく変えた半導体レーザの出現により、 国内でもレーザ樹脂溶着技術の適用が始まり、徐々にではあるがその量は、 拡大してきている。インテーク・マニフォールドでのレーザ溶着技術 ~適用の拡大について紹介するとともに、欧州でのレーザ樹脂溶着技術の 適用例についても紹介する。レーザ樹脂溶着技術にはまだまだ多くの課題がある。 これらの課題を解決するために様々な開発が進められている。 これら最近の樹脂溶着技術の新しい研究の動向についても紹介する。

■プログラム

1.レーザ樹脂溶着技術の実用化
 1.1 インテーク・マニフォールドへの適用例
 1.2  国内での適用の拡大

2.欧州におけるレーザ樹脂溶着
 2.1 自動車部品への適用 
 2.2 その他の適用例

3.レーザ樹脂溶着技術の進化
 3.1 発振器
 3.2 材料
 3.3 プロセス

【質疑応答】