Home
->  9月開催 化学系セミナー 

粘弾性/熱分析の測定テクニックとデータ解釈のポイント

9月開催 化学系セミナー  更新日:2008年08月05日
 セミナー番号【809223】 9/18・19講師2名
★目的に応じた“測定条件の選択”と“前処理方法”とは?
<高分子材料における>

粘弾性/熱分析の測定テクニックとデータ解釈のポイント


講 師

1.長岡技術科学大学 工学部 化学系 教授 工学博士 五十野 善信 氏 

2.埼玉大学 名誉教授 理学博士 柴崎 芳夫 氏

日 時 平成20年9月18日(木)、19日(金) 両日ともに10:30~16:30 

会 場 [東京・青海] 東京テレコムセンター 東棟 20F 会議室1
※パンフレットでご案内していた会場と異なりますのでご確認ください。

聴講料 1名につき63,000円(消費税込、昼食(両日)・資料付)
※〔1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき52,500円〕 

プログラム
【18日(10:30~16:30)】 

1.高分子材料粘弾性の測定とその解釈/評価法

長岡技術科学大学 工学部 化学系 教授 工学博士 五十野 善信 氏 

【講座趣旨】
 高分子・ゴム材料のレオロジー特性は成形加工と密接に関連しています。 しかし、大学の講義できちんと習ったという方は少ないと思われます。
  現場でトラブルがあり、解決策を模索するにしても、何を基準にして良否を 判断すればよいのか苦労するし、本を読んでも分かりにくいことが結構ある と思います。そのあたりを分かりやすく解説します。

【講演内容】

1.粘弾性  
 1-1 高分子・ゴムの弾性、粘性、粘弾性  
 1-2 エネルギー弾性とエントロピー弾性  
 1-3 粘性
 1-4 粘弾性

2.応力・ひずみと弾性率・粘度  
 2-1 応力とひずみ          
 2-2 変形様式  
 2-3 さまざまな変形様式での ひずみ、応力、弾性率、粘度

3.微小変形下での粘弾性関数  
 3-1 静的測定法により求められる粘弾性関数   
          (緩和弾性率、クリープコンプライアンス)   
 3-2 動的測定法により求められる粘弾性関数  
           (動的弾性率、動的コンプライアンス)

4.マスターカーブ  
 4-1 マスターカーブの意義       
 4-2 マスターカーブの作り方  
 4-3 WLF式による整理

5.高分子粘弾性の典型例とその解釈

6.大変形下、高速変形下での粘弾性と解析例  
 6-1 動的弾性率の歪振幅依存性(ペイン効果)  
 6-2 タイヤ用トレッドゴム(直交せん断)  
 6-3 大変形にともなうフィラー網目の変化と回復

【質疑応答】


【19日(10:30~16:30)】

2.高分子材料の熱分析と測定データの生かし方

埼玉大学 名誉教授 理学博士 柴崎 芳夫 氏

【講座趣旨】
 高分子は熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂に大別されますが、実用的にはガラス転移、融解・再結晶化など熱的性質が重要です。高分子材料の熱分析の測定及び解析には、高分子鎖の絡み合い等に基づく特徴を理解し、通常の機器分析と異なる独特の考え方と経験が必要です。  
 本講座では必要なデータの取り方と解析法を中心に述べます。

【講演内容】

1.高分子の熱物性  
 1-1 高分子の熱物性と熱的性質の基礎  
 1-2 高分子の熱履歴による熱物性の変化  
 1-3 融解と結晶化挙動の特徴と 測定条件による変化  
 1-4 ガラス転移の特徴と測定条件による変化  
 1-5 熱分解・熱劣化にともなう熱物性の変化

2.高分子における熱分析の測定とデータの解釈  
 2-1 熱分析にはどのような方法があるか               
       (DSC、TG、TMA、EGA、複合熱分析)  

 2-2 どうやって測定するか   
  ・高分子試料の取り扱い方   
  ・どの測定法を使うか   
  ・測定条件の選び方   
  ・得られたデータの解析の仕方  

 2-3 ほしい情報を得るにはどうすればよいか

3.熱、放射線などによる高分子の劣化の解析

4.高分子の熱分解機構の解析

5.高分子の熱物性に及ぼす水、その他の添加物の影響

6.環境問題  ~高分子のリユースとリサイクル~

7.まとめ    ~高分子特有の注意点~ 

【質疑応答】