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講 師
【第1部】:ダイトーケミックス(株) 技術開発部 担当部長 中山佳則 氏
【第2部】:APIプロセスコンサルティング 田中守 氏
【第3部】:千代田化工建設(株) ファインインダストリープロジェクト部 部長 藤森幹夫 氏
【第4部】:元三共化成工業(株) 橋本光紀 氏
日 時 平成20年8月28日(木)13:00~16:15、29日(金)10:30~16:30
会 場 [東京・平和島]東京流通センター 第4会議室
聴講料 1名につき63,000円 <消費税込み、資料付き・2日目昼食>
〔★1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき52,500円〕
プログラム
(13:00~14:30)
第1部.経験的な視点からのGMP対応と工業化
●講師:ダイトーケミックス(株) 技術開発部 担当部長 中山佳則 氏
【講演主旨】
医薬品製造は工程数が多く、限られた検討時間や人員の条件下では思わぬ盲点が出来やすい。
中間体GMPの重要性が増している今日、経験的な視点からGMP対応と工業化の進め方を紹介し、トラブルの防止に効果的な管理ポイントと対策について述べる。
【講演項目】
1.中間体GMP対応
2.中間体製造の課題
3.工業化検討の進め方
4.プロセス設計の検討事項と留意点
1)プロセスの設計
2)プロセスの最適化
3)プロセスの標準化
5.スケールアップの留意点
収率・品質・操作性・安全性
6.製造の安定
信頼性・コスト低減
7.製造の盲点と対策
製法、設備、その他要因
8.工業化検討の事例
1)製法探索
ルート設定、単位反応
2)工程の簡略化
3)中間体品質の管理
4)難溶性中間体のろ過トラブル
5)工程管理
6)静電気対策
9.Q & A
(14:45~16:15)
第2部.スケールアップ時におけるトラブル回避のための対策
●講師:APIプロセスコンサルティング 田中守 氏
【講演主旨】
ラボからパイロットへあるいはパイロットから実生産機へのスケー=ルアップ時にはトラブルが付きものである。
トラブル回避のためには,スケールアップのための基本的検討項目を徹底して行い,スケールアップファクターを完璧に把握してその対策を万全なものとし,設備・機器の使用方法に注意することが大切である。これらの要点について具体例をまじえて解説する。
【講演項目】
1.スケールアップのための基本的検討項目
1)製造条件の最適化
・反応,抽出,濃縮,晶析,
分離,乾燥,粉砕の検討項目
・工程パラメータと許容値幅の設定方法
2)プロセスの簡素化(シンプル イズ ベスト)
・作業性及び効率性を高めるための検討項目
3)危険性の回避と安全対策
・製造工程での検討項目
・原料,試薬,溶媒についての検討項目
4)環境面での検討項目
2.スケールアップとトラブル対策
1)スケールアップ倍率の限度とその理由
・スケールアップファクターの本質
2)トラブル回避のための対策
・攪拌回転数のスケールアップシユレーション
・滴下時の界面刺激の影響 ・発生ガスの影響
・伝熱と反応温度コントロール
・操作・作業時間延長による分解の防止
・品質について―物・人
3.設備・機器の使用における注意点
4.Q & A
(10:30~12:30)
第3部.反応器を中心としたスケールアップエンジニアリング
●講 師:千代田化工建設(株) ファインインダストリープロジェクト部 部長 藤森幹夫 氏
【講演主旨】
医薬品製造やファインケミカルの分野で、研究開発の成果をいかに商業化に載せるかとの要求から、装置をスケールアップする方法に対する関心が高い。
これに対し、本発表は装置の主体となる反応器のスケールアップする考え方を中心に概説すると共に、本来の目的を達成するには機器、および装置の設計から、プロセスとして機能するためのフローの構築、さらには広い意味での経済性検討までが重要との観点から、エンジニアリング全般の流れを述べる。
特にバッチプロセスにおける装置設計手法につき、演者の推奨する取り組みを紹介する。
【講演項目】
1.スケールアップとは
a.既存技術に基づいたスケールアップ
b.新たな製品、プロセスへの対応におけるスケールアップ
2.スケールアップの流れ
a.商業化までの流れ
b.反応器のスケールアップ
3.スケールアップ技術とツール
a.単位操作技術
b.効率的な設計に必要なツール
・ プロセスシミュレーターをはじめとする設計に役立つツール
・ 開発研究者から設計運転・管理者への運転方法やプロセスの伝達
4.まとめ
5.Q & A
(13:15~16:30)
第4部.発熱、暴走反応、昇圧トラブルや静電気事故を防ぐには
●講 師:元三共化成工業(株) 橋本光紀 氏
【講演項目】
1.プロセス開発の問題点
・出発原料の決定
・反応条件の改良
・溶媒変更と効率化
・回収効率
2.スケールアップの問題点
・反応工程の簡略化
・乾燥工程の改良と省略
・抽出溶媒と反応溶媒の関係
・試薬、試剤の変更
3.効率化とGMP
・結晶化の問題
・濾過 乾燥工程の改良
・不純物の検出と対策
4.発熱、暴走反応
・発熱反応とは
・反応制御の重要性
・スケールアップ時の発熱に関する問題点と解決法
・昇圧トラブル
・反応熱の測定
・品質に関する問題点と解決法
5.スケールアップ時のトラブル対策
・NaH
・Grignard 反応
6.静電気対策
・原因分析と対策
・事故例
7.スケールアップ事例
L-DOPAの合成
R(+)-3-Hydroxypirrolidineの合成
Cephem化合物の合成
8.反応安全性の検討
9.プロセス化学を取り巻く環境
問題点の認識と改善
10.まとめ
11.Q & A