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原薬・中間体製造における効率的なスケールアップ
~事例から見るトラブル未然防止策~

8月開催 医薬系セミナー  更新日:2008年07月02日
 セミナー番号【808122】8/28・29 講師4名
★数々の失敗と戦ってきたスケールアップの達人の知恵と工夫から学ぶ!

原薬・中間体製造における効率的なスケールアップ
~事例から見るトラブル未然防止策~


◆現在抱えているトラブルについても、
事前にリクエストいただければ、可能な限りお答えいたします

お申し込み後、請求書と一緒に送付されるリクエスト用紙をご活用ください◆

           

講 師  
 
【第1部】:ダイトーケミックス(株) 技術開発部 担当部長 中山佳則 氏

【第2部】:APIプロセスコンサルティング 田中守 氏

【第3部】:千代田化工建設(株) ファインインダストリープロジェクト部 部長 藤森幹夫 氏

【第4部】:元三共化成工業(株) 橋本光紀 氏

日 時 平成20年8月28日(木)13:00~16:15、29日(金)10:30~16:30

会 場 [東京・平和島]東京流通センター 第4会議室  

聴講料 1名につき63,000円 <消費税込み、資料付き・2日目昼食>
〔★1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき52,500円〕

プログラム
(13:00~14:30)

第1部.経験的な視点からのGMP対応と工業化

 

●講師:ダイトーケミックス(株) 技術開発部 担当部長 中山佳則 氏

【講演主旨】
 医薬品製造は工程数が多く、限られた検討時間や人員の条件下では思わぬ盲点が出来やすい。
 中間体GMPの重要性が増している今日、経験的な視点からGMP対応と工業化の進め方を紹介し、トラブルの防止に効果的な管理ポイントと対策について述べる。

【講演項目】
1.中間体GMP対応

2.中間体製造の課題

3.工業化検討の進め方

4.プロセス設計の検討事項と留意点
 1)プロセスの設計
 2)プロセスの最適化
 3)プロセスの標準化

5.スケールアップの留意点
   収率・品質・操作性・安全性

6.製造の安定
   信頼性・コスト低減

7.製造の盲点と対策
   製法、設備、その他要因

8.工業化検討の事例
 1)製法探索
   ルート設定、単位反応
 2)工程の簡略化  
 3)中間体品質の管理
 4)難溶性中間体のろ過トラブル
 5)工程管理
 6)静電気対策

9.Q & A


(14:45~16:15)

第2部.スケールアップ時におけるトラブル回避のための対策

 

●講師:APIプロセスコンサルティング 田中守 氏

【講演主旨】
 ラボからパイロットへあるいはパイロットから実生産機へのスケー=ルアップ時にはトラブルが付きものである。
 トラブル回避のためには,スケールアップのための基本的検討項目を徹底して行い,スケールアップファクターを完璧に把握してその対策を万全なものとし,設備・機器の使用方法に注意することが大切である。これらの要点について具体例をまじえて解説する。

【講演項目】
1.スケールアップのための基本的検討項目
 1)製造条件の最適化
   ・反応,抽出,濃縮,晶析,
             分離,乾燥,粉砕の検討項目
   ・工程パラメータと許容値幅の設定方法
 2)プロセスの簡素化(シンプル イズ ベスト)
   ・作業性及び効率性を高めるための検討項目
 3)危険性の回避と安全対策
   ・製造工程での検討項目
   ・原料,試薬,溶媒についての検討項目
 4)環境面での検討項目

2.スケールアップとトラブル対策
 1)スケールアップ倍率の限度とその理由
  ・スケールアップファクターの本質
 2)トラブル回避のための対策
  ・攪拌回転数のスケールアップシユレーション
  ・滴下時の界面刺激の影響 ・発生ガスの影響
  ・伝熱と反応温度コントロール
  ・操作・作業時間延長による分解の防止
  ・品質について―物・人

3.設備・機器の使用における注意点

4.Q & A


 


(10:30~12:30)

第3部.反応器を中心としたスケールアップエンジニアリング

 

●講 師:千代田化工建設(株) ファインインダストリープロジェクト部 部長 藤森幹夫 氏

【講演主旨】
 医薬品製造やファインケミカルの分野で、研究開発の成果をいかに商業化に載せるかとの要求から、装置をスケールアップする方法に対する関心が高い。
 これに対し、本発表は装置の主体となる反応器のスケールアップする考え方を中心に概説すると共に、本来の目的を達成するには機器、および装置の設計から、プロセスとして機能するためのフローの構築、さらには広い意味での経済性検討までが重要との観点から、エンジニアリング全般の流れを述べる。
 特にバッチプロセスにおける装置設計手法につき、演者の推奨する取り組みを紹介する。

【講演項目】
1.スケールアップとは
  a.既存技術に基づいたスケールアップ
  b.新たな製品、プロセスへの対応におけるスケールアップ

2.スケールアップの流れ
  a.商業化までの流れ 
  b.反応器のスケールアップ

3.スケールアップ技術とツール
  a.単位操作技術
  b.効率的な設計に必要なツール
    ・ プロセスシミュレーターをはじめとする設計に役立つツール
    ・ 開発研究者から設計運転・管理者への運転方法やプロセスの伝達

4.まとめ

5.Q & A

 


(13:15~16:30)

第4部.発熱、暴走反応、昇圧トラブルや静電気事故を防ぐには

 

●講 師:元三共化成工業(株) 橋本光紀 氏

【講演項目】
1.プロセス開発の問題点
  ・出発原料の決定
  ・反応条件の改良
  ・溶媒変更と効率化
  ・回収効率

2.スケールアップの問題点
  ・反応工程の簡略化
  ・乾燥工程の改良と省略
  ・抽出溶媒と反応溶媒の関係
  ・試薬、試剤の変更

3.効率化とGMP
  ・結晶化の問題
  ・濾過 乾燥工程の改良
  ・不純物の検出と対策

4.発熱、暴走反応
  ・発熱反応とは
  ・反応制御の重要性
  ・スケールアップ時の発熱に関する問題点と解決法
  ・昇圧トラブル
  ・反応熱の測定
  ・品質に関する問題点と解決法

5.スケールアップ時のトラブル対策
  ・NaH
  ・Grignard 反応

6.静電気対策
  ・原因分析と対策
  ・事故例

7.スケールアップ事例
   L-DOPAの合成
   R(+)-3-Hydroxypirrolidineの合成
   Cephem化合物の合成

8.反応安全性の検討

9.プロセス化学を取り巻く環境
   問題点の認識と改善

10.まとめ

11.Q & A