| Home -> 4月開催 化学系セミナー 【事例研究:技術開発の成否を分けるものは何なのか!?】
講 師 京都工芸繊維大学 繊維科学センター 特任教授(常勤)工学博士 望月 政嗣 氏 略 歴 1968年 京都大学工学部高分子化学科卒業 専門分野 高分子材料科学、生分解性高分子、繊維・不織布の構造と物性 賞その他 平成3年度 繊維学会技術賞受賞 著 書 会 場 [東京・五反田] ゆうぽうと 5F かたくり 聴講料 1名につき47,250円 (消費税込み,資料付き) プログラム 近年の資源・地球環境問題の中で、従来の石油系プラスチックにとってかわる可能性を秘めた新しい植物由来の次世代バイオプラスチックが今注目されています。 しかしながら、数あるバイオプラスチックの素材、技術の中で技術開発に成功し、事業化まで到るものは極めて限られています。その成否を分けるものは何なのか?それは技術に対する透徹した洞察力や厳しい原価(コスト)意識、それを推進する技術者マインドであると思われます。 本講座は単に最新の技術開発動向を紹介するだけでなく、実際に世界に先駆けポリ乳酸の20年間に渡る基礎・応用研究から技術・事業開発までを成し遂げた実績のある講師(高分子学会フェロー)による渾身のセミナーです。もし、貴方が途方に暮れ技術開発に確信が持てないのなら一度肩の荷を下ろし、日頃の思いを思い切り講師にぶつけてみませんか!
【第1部 ポリ乳酸の基本特性と最新技術開発動向(約2時間)】 ・バイオプラスチックの分類と特徴 ・なぜポリ乳酸がベストの選択なのか、化学構造(一次構造)から考察する。 ・生分解性プラスチックの分解機構の分類と特徴(酵素分解と非酵素分解) ・ポリ乳酸の分解制御機構…生分解性と耐久性の両立は可能か? ・ポリ(L-乳酸)、ポリ(D-乳酸)、ステレオ・コンプレックス型ポリ乳酸とは? ・ポリ乳酸は本当に環境に優しいのか?LCA手法による客観的・定量的評価。 ・ポリ乳酸の耐熱性はどのようにして高められるのか? ・ポリ乳酸の硬くて脆い性質はどのようにして改良するのか? ・ポリ乳酸は耐久消費材として使えるのか? ・ポリ乳酸固有の特長とは?(抗菌・防かび性、防炎性、耐候性) ・ポリ乳酸の成形加工技術(押出、射出、真空・圧空、発泡、ブロー)は
・ポリ乳酸のコスト(樹脂価格、加工コスト)はどこまで下がっているのか? ・ステレオ・コンプレックス型ポリ乳酸の可能性は? ・将来、バイオプラスチックの原料はどこに向かうのか? ・ポリ乳酸に続く有望なバイオプラスチックは何か? 【第2部 技術者に必要な資質と能力とは? ・フロンティアスピリットとは?フロントランナーを目指せ! ・もう一つの専門領域を持て、ビジネスチャンスは学(業)際領域にある!? ・陽のあたる所に群がるな!先覚者はいつの世もマイノリティ! ・オンリーワンとナンバーワンはどう違うのか、どちらを目指すべきか? ・成績劣等性は優等生よりも不利か?三流会社は一流会社よりも不利か? ・一流会社にいることに意味があるのではなく、一流の仕事をすることに意味がある。 ・社内向きではなく、社外に向かって仕事ができるか。 ・あなたは戦う前から敗北主義に陥っていないか? ・科学者としての観察力、審美眼、洞察力、そして展開力とは。 ・研究者・技術者としての敏感力と鈍感力、どちらが重要なのか? ・お客様はすべてをお見通しの神様である。何人も断じて騙すことはできない。
・複雑に絡み合いドロドロとした技術と単純化された学術の世界は別世界。 ・成功者が具備する運・鈍・根とは? ・非線形科学と非線形人生(落ちこぼれ?)のすすめ! 【第3部 何でもありのフリー・ディスカッション(約1時間)】 ・お金も人もあまりいない中で、会社からは性急に成果ばかり求められるが…。 ・どの人の講演を聞いても、都合の良い話ばかりするが本当はどうなの? ・巷に溢れる玉石混交の情報の中で、一体何が本命なの? ・学生時代あまり勉強しなかったが、これから技術者としてやっていけるのか…。 ・社内ではテーマの存続自体が危ぶまれているが、どうすればいいのか。 ・世界の食料危機問題の中で、バイオプラスチックは本当に伸びるの? ・「カーボン・ニュートラル」などありえない、という話は本当?
【質疑応答】 |